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ベンチャーサポート不動産は、「20~30代の不動産投資」に対する意識調査を実施し、その結果を公表した。
■20~30代の不動産投資経験者の4割が年収500万円未満
今回、20〜30代の不動産投資経験者(上場企業541名/非上場505名)に調査を実施したところ、年収の内訳は、「300万円未満」が6.9%、「300万円以上~500万円未満」が35.9%、「500万円以上~800万円未満」が36.0%、「800万円以上~1,000万円未満」が12.7%、「1,000万円以上~1,200万円未満」が3.9%、「1,200万円以上~1,500万円未満」が2.7%、「1,500万円以上」が1.9%となった。
20〜30代の不動産投資経験者の4割が500万円未満の年収であることが明らかに。
■不動産投資に興味を持ったきっかけとして最も多いのは「資産形成や資産運用のため」
不動産投資に興味を持ったきっかけを調査したところ、「資産形成や資産運用のため」が44.4%、「不動産市場の成長性」が19.9%、「家族や友人の影響」が16.6%と続いた。
また、不動産投資の主な目的を聞いたところ、「老後や将来のための資産運用」が41.3%、「安定収入の確保」が31.8%、「節税」が13.1%となった。
老後の生活費は、公的年金のみで賄うことは難しく、少子高齢化による社会保障制度への影響も懸念されるため、老後や将来に備えて資産運用を行っている人が多いことが明らかになった。
■半数が「自己資金300万円未満」で投資用不動産を購入
続いて、投資用不動産の購入金額を聞いたところ、「500万円未満」が33.3%、「500万円以上〜1,000万円未満」が22.9%、「1,000万円以上〜3,000万円未満」が25.6%「3,000万円以上〜5,000万円未満」が12.5%、「5,000万円以上〜1億円未満」が4.3%、「1億円以上」が1.4%となった。
20〜30代の不動産投資経験者の3割が、500万円未満の投資用不動産を購入していることが分かった。
また、投資用不動産の購入時、自己資金はいくら用意したか聞いたところ、「100万円未満」が26.6%、「100万円以上~300万円未満」が23.6%、「300万円以上~500万円未満」が19.8%、「500万円以上〜1,000万円未満」が15.8%、「1,000万円以上〜3,000万円未満」が9.3%、「3,000万円以上~5,000万円未満」が3.1%、「5,000万円以上~1億円未満」が0.8%、「1億円以上」が1.0%となった。
半数が自己資金300万円未満で投資用不動産を購入していることも明らかに。
■6割が投資用不動産として「区分マンション」「一棟アパート・マンション」を購入
購入した投資用不動産を聞いたところ「区分マンション」が38.5%、「一棟アパート・マンション」が25.5%、「戸建て」が15.4%と続いた。
「区分マンション」を購入した人が最多であり、「一棟アパート・マンション」と合わせると6割に上る結果に。
■「希望通りの家賃収入または不動産売却益が得られている」と回答した人は7割に上る。今後の計画や目標は「新たな投資物件の購入」
不動産投資について、今後の具体的な計画や目標はあるか聞いたところ、「新たな投資物件の購入」が33.9%、「所有不動産の管理・運営の最適化」が28.4%、「収益向上を目指すための改修・リノベーション」が26.2%で上位に。
また、現状、不動産投資によって希望通りの家賃収益または不動産売却益が得られているか聞いたところ、70.5%が「はい」、29.5%が「いいえ」と回答し、希望通りの収益が得られている人の割合は7割に上ることが明らかに。
【調査概要】
調査方法:ゼネラルリサーチのモニターを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:ゼネラルリサーチ社登録モニターのうち、不動産投資経験者(20~30代男女:上場企業541名/非上場505名)を対象に実施
有効回答数:1,046人
調査実施期間:2023年10月14日~2023年10月20日
<参考>ベンチャーサポート不動産『20~30代の不動産投資』