宮崎県宮崎市に「プリンス スマート イン 宮崎」が開業　ICT・AI技術を活用したサービスが充実　スマートな滞在を実現へ

西武・プリンスホテルズワールドワイドは、宮崎市の中心地である橘通りに「プリンス スマート イン 宮崎」を2月20日に開業したと発表した。

「プリンス スマート イン」はデジタル世代と呼ばれる若年層をメインターゲットとした同社の宿泊特化型ブランド。同ブランドのホテルの出店は全国で8店舗目となり、宮崎県では今回が初出店となる。

同ホテルは、163室の客室を有し、宮崎空港から電車で約10分のJR「宮崎」駅が最寄り駅の場所に立地。

観光にビジネスに、アクティブに動く利用者の「旅の拠点」となるホテルを目指して、ICT、AI技術を活用したサービスを揃え、ホテルの入口からロビー、客室まで利用者の滞在をスマートにサポートするとしている。

ホテルのエントランスからロビーにかけてはシームレスな空間をイメージし、ロビーエリア、チェックインエリアが1つの空間になるようにデザイン。

明るく広々とした空間には、顔認証でのチェックインにも対応した自動チェックイン機や付近の観光・グルメ情報を提供するほか、利用者同士のコミュニケーションツールとしても利用可能なマップ型デジタルサイネージを設置するとのことだ。

また、1階にあるレストラン・カフェには「ル・ソレイユ ライスボウルショップ＆カフェ」がオープン。ご飯や味噌、漬物など、九州の食材を使用し、食を通して宮崎、九州の魅力を発信するという。イートインとテイクアウト利用が可能で、朝食無料サービスのため、全宿泊者が朝食を楽しめるとのことだ。

客室は、コンパクトながらも機能性と利便性を追求したデザイン。ベッドにはシモンズ社製を採用し、快適な休息を提供するとしている。

同社は、ホテル運営に特化した会社「西武・プリンスホテルズワールドワイド」として本格始動し、アセットライトな事業運営により、今後国内外87ホテルから250ホテル規模への事業拡大を目指している。

「プリンス スマート イン」は宿泊特化型のホテルブランドとして、国内の多店舗化を加速する役割を担っており、2024年中には「プリンス スマート イン 名古屋栄」の開業を予定する等、今後も積極的な新規出店を続けるとしている。

■ホテル概要

敷地面積：約1,113.38平方メートル
延床面積：約4,563.42平方メートル
構造・規模：RC造　地上12階
所在地：宮崎県宮崎市橘通西二丁目4番17号
アクセス：[電車]JR「宮崎」駅よりタクシーにて約7分、徒歩約16分
客室数：163室（ダブルルーム117室、ツインルーム46室）
客室面積：15.8～23.5平方メートル（標準客室面積15.8平方メートル）
付帯施設：レストラン（42席）