バックマーケットは、全国の男女309名を対象に「新品・中古スマホの利用・購入」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■53.1%が「iPhone」を利用していると回答
まず、「あなたが現在利用しているスマホの種類は何か」という質問をしたところ、iPhoneとAndroidの二択ではあるものの、iPhoneの方が僅差で回答割合が大きいことがわかった。
日本ではiPhoneユーザーの方が多い印象もあるが、アンケート結果ではAndroidユーザーも半数近くいることがうかがえる。
■現在新品のスマホを利用している人は91.3%
続いて、「現在利用しているスマホは新品・中古どちらか?」という質問では、新品のスマホ利用者が9割以上という結果に。
中古品、またはリファービッシュ品のユーザー割合は1割弱と、現状ではそこまで普及率が高くない印象となった。
■新品スマホを利用している理由の第1位は「品質的に安心だから」
利用率が高い新品スマホのユーザーに、新品を選んだ理由をアンケート調査したところ、端末の品質やバッテリーのもちに関する回答が多い結果となった。
新品スマホを利用している理由より、中古と比べた品質の良さ・安心感やバッテリーの状態、情報漏洩の心配解消など安全面を重視した傾向が見られる。
また同社は、新しいモデルなど最新のスマホモデルに関心があることや誰も使用していない端末を使いたいのも、中古より新品が適している理由になるとしている。
■中古スマホを利用する理由として「安く手に入るから」「不便がないから」の回答多数
一方で、中古スマホを利用している人に、「中古スマホを利用している理由(複数回答可)」を質問したところ、新品よりも安く手に入るという回答が最多となった。
また、中古スマホでも不便がないと回答した人も比較的多く、機能にこだわりがなかったり、プロセッサなどの処理速度が多少劣る型落ちモデルでも問題なく使えると感じる場合には、中古スマホでも充分だと同社は考察している。
■品質が高く安全なら中古スマホの購入を検討したい人が64.7%
新品のスマホを選ぶ理由では品質的な安心感が回答で多かったが、中古スマホも高品質で安全なら購入を検討するのかについてアンケート調査を実施。
「品質が高く安全なら中古スマホの購入を検討したいか?」との質問に対しては、検討したい回答割合は合計64.7%と6割を超える結果に。高品質で安全なら中古スマホの購入をしたい人が多いことがわかる。
■中古スマホ購入の条件では価格のほかリファービッシュ品や保証制度も重視
高品質や安全性の重要性も含め、どのような条件を満たしていれば中古スマホを購入したいと考えるのかについてもアンケート調査を実施。
「どのような条件を満たしていれば中古スマホを購入したいか?(複数回答可)」と質問したところ、新品よりも大幅にお得になることが最も多い回答となった。
続いて、「リファービッシュ品(中古整備済品)であること」「保証が充実していること」という回答も多く挙がり、品質の高さや安全性と関連するポイントに。
クリーニングや整備がされた端末や動作保証などのサポートが万全な機種であれば、新品でなくても問題ないと考えるスマホユーザーが多いことがわかった。
【調査概要】
調査期間:2024年1月25日~2024年1月28日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20〜60代の男女
調査人数:309人
<参考>
バックマーケット『新品・中古スマホの利用・購入に関する調査』