コープさっぽろ、プラスチック製カトラリーを廃止 4月16日より有料のライスレジン製カトラリーに変更
生活協同組合コープさっぽろ（以下、コープさっぽろ）は、環境負荷低減のため、店舗で配布しているプラスチック製カトラリーを4月16日より廃止し、ライスレジン製のカトラリーに変更すると発表した。それに伴い、有料化（先割れスプーン4円、デザートスプーン2円）となる。
コープさっぽろは、CO2削減推進を目標に、レジ袋の有料化や植樹活動など、積極的に環境活動を推進してきたという。2019年度のレジ袋辞退率は88.8%と高い数値を維持しており、昨年5月からはライスレジン製レジ袋を導入、10月には全店で導入するなど、プラスチック削減と廃棄米の活用に注力している。
今回、カトラリーをライスレジン製に変更し、有料化することにより、年間3.7トンのプラスチック削減を目指すという。これにより、店舗で無料で配布するプラスチック製品はなくなり、環境負荷低減に大きく貢献できるとしている。
ライスレジンは、食用に適さない古米や精米時に発生する屑米等、廃棄されてしまうお米を原料とした国産バイオマスプラスチック。海外情勢や石油の相場に左右されることなく安定供給が可能。
■変更概要
対象品：先割れスプーン、デザートスプーン
変更日：2024年4月16日
対象店舗：コープさっぽろ全108店舗
価格：先割れスプーン4円、デザートスプーン2円