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ライボの調査機関『Job総研』は、629人の社会人男女を対象に「2024年 学歴とキャリアの実態調査」を実施し、その結果を公表した。
■学歴とキャリアの関係有無
回答者全体の629人に学歴とキャリアの関係の有無について聞くと、「関係すると思う派」が80.3%で過半数を占め、内訳は「とても関係すると思う」が21.0%、「関係すると思う」が27.7%、「どちらかといえば関係すると思う」が31.6%となった。
学歴はキャリアに関係すると回答した505人にその理由を聞くと、「社会的な信用やステータスが上がるから」が55.4%で最多となり、次いで「未だ学歴で判断する企業が多いから」が48.7%、「最終学歴は希望する仕事に影響するから」が36.8%という結果に。
■学歴が影響する場面
回答者全体の629人に学歴が影響する場面を聞くと、「就活時」が83.0%で過半数を占め、内訳は「断然就活時」が37.4%、「就活時」が25.9%、「どちらかといえば就活時」が19.7%となった。
また、実際に関係した場面としては、「書類選考時」が62.2%で最多となり、次いで「面接時」が24.2%、「入社後」が22.4%と続いた。
■他人の学歴意識
回答者全体の629人に他人の学歴を意識するかを聞くと、「意識する派」が53.2%で過半数を占め、内訳は「とても意識する」が7.2%、「意識する」が17.2%、「どちらかといえば意識する」が28.8%となった。
意識すると回答した335人に意識する相手を聞くと、「同僚」が71.0%で最多となり、次いで「上司」が55.2%、「部下」が49.9%と続く結果に。
■学歴社会の価値観
回答者全体の629人に学歴社会の価値観を聞くと、「古いと思う派」が59.5%で過半数を占め、内訳は「とても古いと思う」が10.5%、「古いと思う」が15.9%、「どちらかといえば古いと思う」が33.1%となった。
年代別の回答では50代の「古いと思う派」が63.5%で最多となり、次いで40代が61.9%、30代が58.1%、20代が56.4%という結果に。
■学歴社会の必要性
回答者全体の629人に学歴社会の必要性を聞くと、「必要だと思う派」が66.0%で過半数を占め、内訳は「とても必要だと思う」が8.2%、「必要だと思う」が19.2%、「どちらかといえば必要だと思う」が38.6%となった。
年代別の回答では20代の「必要だと思う派」が73.9%で最多となり、次いで30代が68.8%、40代が59.5%、50代が57.3%という結果に。
■学歴社会への賛否とその理由
回答者全体の629人に学歴社会への賛否を聞くと「賛成派」が66.9%で過半数を占め、内訳は「とても賛成」が12.2%、「賛成」が12.9%、「どちらかといえば賛成」が41.8%となった。
学歴社会に賛成と回答した421人にその理由を聞くと「業界・職種への適応力の判断材料になるから」が47.3%で最多となり、次いで「自分が学歴のためにがんばった経験があるから」が39.0%、「若手の活躍機会になるから」が22.1%と続いた。
【調査概要】
調査対象者:現在職を持つすべての社会人
JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国 / 男女 / 20~50代
調査期間:2024年1月24日~1月29日
有効回答数:629人
調査方法:インターネット調査
<参考>Job総研『2024年 学歴とキャリアの実態調査』