冬場のエアコン、長時間使用する人は4割以上 「乾燥」や「暖まり方のムラ」に不満を感じる人が多数

AlbaLinkは、冬場にエアコンを使っている495人を対象に「冬場のエアコン使用に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。

■冬場のエアコン使用のタイミングは「在宅中ずっと」が20.4%

冬場のエアコンをいつ・どのようなタイミングで使っているかを聞いたところ、1位は「在宅中ずっと」で20.4%、2位は「就寝時以外ずっと」で19.2%となった。「24時間・一日中」の4.2%も合わせると、長時間エアコンを使っている人が4割以上にのぼることが判明。

一方で「朝晩だけ」「夕方~就寝前だけ」「とくに寒いと感じたとき」など、特定のタイミングでエアコンを使う人もみられたという。

冬場のエアコン使用のタイミング

温暖な地域で、かつ高気密・高断熱のマンションの場合、天気の良い日中は暖房なしで過ごせることもあるため、エアコンの使い方は「戸建てかマンションか」にも影響されると同社は考察している。

■冬場のエアコン使用における不満1位は「乾燥する」

「冬場のエアコン使用における不満」でもっとも多かった回答は「乾燥する」という結果に。2位は「暖まり方にムラがある」、3位は「暖かくなるまで時間がかかる」と続く。

エアコンは温風で部屋を暖めるため、「湿度」が下がり乾燥しやすいのがデメリット。また、「暖まり方にムラがある」「使っても暖かく感じない」など、十分な暖房効果を感じられていない人も多いことがうかがえた。

冬場のエアコン使用における不満

■エアコン以外に使っている暖房器具は「こたつ」

「エアコン以外に使っている暖房器具」を聞いたところ、1位は「こたつ」、2位は「ホットカーペット」となった。

エアコンには「足元が寒くなりやすい」という弱点があるため、こたつやホットカーペットなどの足元を暖められる暖房器具と併用している人が多いと同社は考察。

また、エアコンの「暖まるまでに時間がかかる」というデメリットを補うために、ヒーターやストーブといった即暖性の高い暖房器具を使う人も多いことがうかがえる。

エアコン以外に使っている暖房器具

<参考>
AlbaLink『冬場のエアコン使用に関する意識調査

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