メルカリは、2024年4月1日を効力発生日として、同社の連結子会社であるソウゾウを吸収合併することを発表した。

なお、同合併は完全子会社を対象とする吸収合併であるため、開示事項・内容は一部省略しての開示となる。

同社は、2023年8月付けでソウゾウが運営する「メルカリ Shops」に係る事業開発機能以外の部門を会社分割により承継。これ以降、ソウゾウは「メルカリShops」の推進に向けた事業開発に取り組んできたという。

今回、グループ全体の事業開発機能の強化を図り、更なる経営の効率化・意思決定の迅速化を実現するため、同社を存続会社、ソウゾウを消滅会社とする同合併に至ったとのことだ。

■概要

(1)合併の日程
・代表執行役による決定日:2024年2月7日
・契約締結日:2024年2月7日
・実施予定日(効力発生日):2024年4月1日(予定)

(2)合併の方式
同社を存続会社、ソウゾウを消滅会社とする吸収合併方式。

なお、同合併は、同社においては会社法第796条2項に規定する簡易合併に該当し、ソウゾウにおいては同法第784条1項に規定する略式合併に該当するため、存続会社および消滅会社における合併契約に関する株主総会の承認を得ることなく行うものとなる。

(3)合併に係る割当ての内容
完全子会社との合併であり、新株式の発行および金銭等の交付は行わない。

(4)合併に伴う新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はなし。

■合併後の状況

同合併による当社の商号、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金および決算期に変更はなし。

■業績に与える影響

同合併は、完全子会社との合併であるため、同社連結業績への影響は軽微。