静岡県掛川市にオーダーメイド型物流施設「ロジスクエア掛川」竣工 太陽光発電システムと連動した蓄電池を設置

シーアールイーは、静岡県掛川市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア掛川」を竣工したと発表した。

同施設は、特定ユーザーのニーズに応じて開発されるオーダーメイド型の賃貸用物流施設であり、国内大手メーカーの専用センターとして2月より稼働開始するとのことだ。

静岡県掛川市にオーダーメイド型物流施設「ロジスクエア掛川」竣工

同施設は、掛川市の菖蒲ヶ池工業団地に隣接し、東名高速道路「掛川」インターチェンジから約3.7km、東海道新幹線・東海道本線「掛川」駅から約2.3kmの場所に立地。駅周辺には住宅街もあり、従業員確保の観点においても優位性を備えているという。

また、同施設の所在地である高御所は、津波・高潮による被害想定外地域であり、強固な岩盤地層に位置していることから、防災面も優れているとのことだ。

地図

同施設は、地上3階建ての倉庫棟と平屋建てのテント倉庫で構成する総延床面積14,235.84平方メートルの物流施設。

倉庫の床荷重は、1階が2.0t/平方メートル、2階が1.5t/平方メートル、有効高さは5.5m以上、照度は平均300ルクスを確保。倉庫内には、荷物用エレベーターやドックレベラー、空調設備、大型シーリングファンを設置しているとのことだ。

また環境対策として、外壁の高断熱化、全館LED照明、倉庫内人感センサー照明、節水型衛生器具を採用。同物件屋根の一部には、太陽光発電システムも導入済みで、発電した電力の供給を受けて自家消費するとしている。

さらに、太陽光発電システムと連動した蓄電池を設置することで、停電時においても蓄電池より継続して一部電力の供給を受けることが可能。

ロジスクエア掛川

同社は、「ロジスクエア」シリーズにおいて環境に優しい自然エネルギーを活用することで、脱炭素社会の実現に向けた社会的責任を果たすとしている。

■「ロジスクエア掛川」の概要

施設名称:ロジスクエア掛川
所在地:静岡県掛川市高御所字新田92 外
敷地面積:16,791.76平方メートル(5,079.50坪)
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:普通倉庫 鉄骨造 地上3階建て(倉庫部分2層)テント倉庫 平屋建て
延ベ面積:合計14,235.84平方メートル(4,306.34坪)
着工:2023年2月1日
竣工:2024年1月31日
設計施工:鈴与建設

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