EV充電器の導入、運用サービスを提供するユアスタンドは、独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)が管理するUR賃貸住宅3物件(哲学堂公園ハイツ・すまいる亀有・ヴェルディール市川南)にEV充電設備を導入したことを発表した。
同社は、UR都市機構が提供した駐車場の空き区画に団地の居住者が共用で利用できるEV充電設備を設置し、充電サービスに係る管理運営及びサービス利用料の精算等を実施するとしている。
サービスの利用にあたっては同社の専用アプリで充電器を予約の上、利用時間に応じた料金を支払うことで充電が可能。
充電料金については、電気料金の変動(※)に合わせて、充電料金が変動するダイナミックプライシングを採用しているため、「時々の社会経済情勢を踏まえた適切な料金」の設定ができるという。
■設置概要
(1)設置団地
・哲学堂公園ハイツ(東京都中野区)
・すまいる亀有(東京都葛飾区)
・ヴェルディール市川南(千葉県市川市)
(2)充電設備の仕様および設置台数
・哲学堂公園ハイツ:Pit-2G/1台
・すまいる亀有:Pit-2G/1台
・ヴェルディール市川南:Pit-2G/1台
(3)運用開始日
・哲学堂公園ハイツ:2023年11月15日
・すまいる亀有:2023年12月1日
・ヴェルディール市川南:2024年2月1日
(4)事業形態
・UR都市機構:居住者との間で駐車場の利用契約を締結
・ユアスタンド:駐車場の契約者様に対し共同で利用できるEV充電サービスを提供
(5)利用料金
アプリ定額利用料:月額550円(税込)
充電都度利用料:下記価格を目安に、電気料金によって変動をする体系。
・6キロワット対応車両1時間300円
・3キロワット対応車両1時間150円
超過料金:1時間900円(分単位決済)
※ 電気料金は、燃料価格の変動に応じて自動的に電気料金を調整する「燃料費調整制度」が適用されており、2023年1月には12.54円/キロワットアワー、2024年1月には▲4.72円/キロワットアワー(東京電力エナジーパートナー高圧)と、単価変動が大きくなっているという。