太陽グリーンエナジーは、大阪府泉佐野市にある農業用ため池(庄田池)に、16カ所目となる水上太陽光発電所を開所した。同時に、同社初のオフサイトコーポレートPPA事業も開始した。

これにより、太陽グリーンエナジーによる年間想定発電量は、一般家庭約8,972世帯分相当の約27.3GWhとなるという。

太陽グリーンエナジー、大阪府泉佐野市に水上太陽光発電所を開所

発電所は、泉佐野市が所有する庄田池に設置。同市が実施した発電事業者向け公募において、太陽グリーンエナジーはこれまでの水上太陽光発電事業の実績や地域貢献等の提案内容により選定されたという。発電された電力は、大阪府泉佐野市が拠出する一般財団法人泉佐野電力に供給されるとのことだ。

太陽グリーンエナジーは、2015年に埼玉県比企郡嵐山町の調整池で同社初の水上太陽光発電を開始。今回開所した発電所を含め、これまでに8県で計16基の水上太陽光発電施設を開設し、国内エレクトロニクス事業および医療・医薬品事業における外部購入電力消費量相当を発電している。

今後も自然環境にやさしい再生可能エネルギーの普及促進や環境問題に取り組むことで社会に貢献していくとしている。

【水上太陽光発電所 概要】
名称:庄田池水上太陽光発電所
設置場所:大阪府泉佐野市鶴原
発電規模:約1,032.7kW
想定発電量:約1,313千kWh/年(初年度12ヵ月換算)