岡山県倉敷市で「デジタル観光パスポート事業」開始 旅前~旅後の各タイミングに応じて観光地の混雑状況やクーポン情報などアプリで配信

東武トップツアーズは、岡山県倉敷市、バカンと連携し、「倉敷デジタル観光パスポート事業」を開始した。

岡山県倉敷市で「デジタル観光パスポート事業」開始

同事業は、デジタル田園都市国家構想の交付金を活用し、観光アプリの導入を通して倉敷ならではの魅力を伝えるコンテンツを集約・展開するもの。

「旅前」「旅中」「旅後」において、それぞれのタイミングに適した情報・サービスをすべてLINEアプリに集約して提供することで、観光客の新規獲得や周遊促進、消費促進、滞在時間の増加、リピーター誘客を図ることを目的としている。

そのため、倉敷市中心部(美観地区)の駐車場や観光地の混雑状況の可視化、モデルコースやデジタルマップ、クーポン情報の提供など、旅前~旅後のあらゆるシーンに役立つ情報発信を通した観光客満足度向上、誘客促進およびEC経由の消費喚起をうながす事業を推進していくとのことだ。

【左】ジーンズストリート【右】鷲羽山

■倉敷市デジタル観光パスポート事業で実現できること

【旅前】
・定番モデルコースの情報提供
・各エリアの観光施設や飲食店、お土産店等のデジタルマップの提供(旅中も同様)
・宿泊、ツアー、体験の予約機能
・定期的な旬情報の提供
・「老舗企業」「特産品」「魅どころ」といった豊かな地域資源の情報提供(旅中も同様)

【旅中】
・案内地図表示による利便性向上
・観光地及び駐車場混雑情報提供による混雑緩和や市内周遊促進
・クーポン情報提供による消費促進

【旅後】
・ふるさと納税やECでの倉敷市の特産品購入

同社は今後も、地域の人々と連携しながら、地域の持つ魅力を発掘して新たな観光コンテンツとして磨き上げ、官民連携で地方創生に取り組み、地域から日本を元気にする活動を推進していくとのことだ。

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