大阪梅田に会員制コワーキングオフィス「FUTRWORKS」がオープン 個室27室・会議室9室・ラウンジには200席設置

UDSは、同社が設計・施工を手がけた会員制コワーキングオフィス「FUTRWORKS」(フューチャー・ワークス)が、大阪・梅田の阪急グランドビルに開業したことを発表した。

「FUTRWORKS」

同施設は、阪急電鉄が2014年に開設した会員制コワーキングオフィス「GVH#5」(ジー・ブイ・エイチ・ファイブ)を、移転リニューアルしたもの。

「FUTRWORKS」は、これまでのスタートアップ支援の取り組みに加え、国内スタートアップの海外展開支援や海外スタートアップやデジタルノマドワーカーなどの人材誘致に注力し、海外との連携促進を目指しているという。

同社はこれまでのホテルやシェアオフィス、社員食堂などで培った企画・設計・運営のノウハウを生かし、設計および内装施工を手がけたとのことだ。

■施設特徴

同施設は異なる文化や世代、分野の人々が集い、コミュニケーションと共感が生まれる場として、「Village」をデザインコンセプトに、企画ならびに運営視点を踏まえた空間提案を行ったという。

●ワンフロアにおけるグラデーション構成
プライベートな個室とオープンスペースをつなぐ中間領域としての軒下スペースを設けることで、回遊性を促進しフロア全体の熱量を感じられる空間を目指したとのことだ。

内装イメージ

●開放的な広場のようなオープンスペース
開放的な広場をイメージしたオープンスペースは、カジュアルなワーク席に加えて、イベントができるスペース、リラックスができるソファ席など様々な居場所を設置。

また、カフェやキッチンをオープンスペースと連続するように配置し、利用者が食を通じて集い、コミュニケーションを育めるような空間にしたという。さらに、イベントなどの各種シーンに合わせた照明プランで、空間を多彩な雰囲気に彩る仕組みを取り入れているとのことだ。

オープンスペースイメージ

●多様な働き方の受け皿となる、それぞれ異なる個室
会員専用の個室は全て異なる空間形状・景色となっており、多様な働き方に対応し、入居者が愛着を持てる空間を目指したという。また、オープンスペース側には特徴的なガラス開口を設け、入居者の個性がオープンスペース側に伝わるデザインとしているとのことだ。

個室イメージ

■施設概要

住所:大阪市北区角田町8-47阪急グランドビル26階
延べ床面積:1,460平方メートル
フロア内機能:個室27室/会議室9室/フォンブース15室/ラウンジスペース200席

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