メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」のすべてのログインに、パスワードレスの生体認証機能「パスキー」を導入したと発表した。

メルカリ、すべてのログインにパスワードレス認証「パスキー」を導入

「パスキー」は、生体認証情報(指紋や顔など)と、端末固有のIDを組み合わせて認証を行う機能。メルカリでは、2023年4月から、ビットコイン取引サービスより順次導入を進めてきた。

これまでメルカリでは、電話番号認証や3Dセキュア2.0による認証などが行われていたが、今回の導入により、パスワード入力が不要となるため、端末移行や機種変更時の手間が軽減される。また、SMSの受信待ち時間がなく、入力の手間がないため、ログインがよりスムーズになるという。

■「パスキー」について

・利用方法
1.「マイページ>個人情報設定」を選択する
2.「生体認証」を選択する
3.「生体認証を登録する」を選択する
4.携帯電話番号宛のSMSに届いた認証番号を入力し、認証して完了する
5.「パスキー」の登録を行う

※iOSのFace IDではメルカリアプリでの使用許可が必要な場合がある。
※iOSではTouch ID(指紋)、Face ID(顔)もしくはパスコードを、Androidでは指紋、虹彩、顔もしくは画面ロック認証(PIN、パターン)を使用可能。

パスキー認証の流れ

・「パスキー」利用可能端末
Android:9.0以上
iOS:16.0以上