神奈川県南足柄市は、子育て支援・教育の一層の充実を図るため、2024年4月から市立小中学校の給食費を無償化すると発表した。
ほかにも足柄市は、子どもたちの健全な育成と保護者の経済的負担軽減を図るため、子どもの通院や入院にかかる小児医療費の助成を18歳まで拡大。
所得制限なしで、0歳~18歳までの全ての子どもたちが安心して医療を受けることができるとのことだ。
同市はほかにも、様々な子育て支援を実施しているため、以下、支援内容の一部を紹介する。
■子育て支援(一部)
●妊娠期から子育て期までを切れ目なく支援する「出産・子どもネウボラ」
母子健康手帳の交付時に全ての妊婦さんと面談を実施。妊娠・出産に対する不安に寄り添い、出産後に利用できるサービスなどを案内。面談後も電話や訪問によるサポートも実施。
●小児科・産婦人科オンライン医療相談
産婦人科医や小児科医、助産師によるLINE相談や電話相談(要予約)、Web相談ができる。
●産後ケア
産後1年未満で、育児不安や体調不良のある人など希望者の自宅に助産師が訪問し、赤ちゃんとママのケア、育児相談などを実施。一人につき7回まで利用可能。利用者負担額は1回1,000円(生活保護世帯・非課税世帯の減免あり)。
●出産・子育て応援金
・出産応援金:妊娠届出時の面談を受けた妊婦1人につき5万円を支給
・子育て応援金:新生児訪問を実施した子ども1人につき5万円を支給
そのほか、同市が実施する支援は公式HPなどから確認可能となっている。