成田国際空港は、2023年12月の空港運用状況を発表した。
航空旅客数全体は308万人(前年同月比143%、2019年同月比83%)となり、国内線旅客数は12月として最高の64.1万人(前年同月比112%、2019年同月比104%)を記録した。
国際線旅客数は244万人(前年同月比155%、2019年同月比79%)となり、そのうち外国人旅客数は165万人(前年同月比174%、2019年同月比106%)で、12月としては最も高い値に。日本人旅客数は同173%の57万人となった。
また、貨物便発着回数は2,588回(前年同月比83%)で、2019年同月比125%となり、引き続きコロナ禍前と比べ高い水準を維持している。国際航空貨物量は15.9万トン(前年同月比89%、2019年同月比89%)となった。
2023年の暦年では、航空旅客数全体が3,270万人(前年比212%、2019年比74%)となり、国内線旅客数は過去最高の765万人(前年比120%、2019年比100%)を記録した。
国際線旅客数は、2,504万人(前年比277%、2019年比68%)で、前年に比べて1,600万人以上増加している。国際線旅客数のうち、外国人旅客数は前年比470%の1,607万人となり、過去3番目の水準に。また、日本人旅客数は同253%の605万人となった。
貨物便の利用状況は、貨物便発着回数は前年比72%の31,297回、国際航空貨物量は同79%の187.0万トンとなった。