東京ガスの100%出資子会社である東京ガスアメリカ社は、米国テキサス州における「アクティナ(Aktina)太陽光発電事業」の発電所の建設工事を完了したと発表した。
同事業は、建設工事の全工程を四期に分け、2021年8月より順次部分稼働を進めており、2023年12月に全稼働したという。なお、同事業の最大出力は63万キロワットで、米国最大級の太陽光発電所となるとのことだ。
同社は、同事業を通じて得た太陽光発電事業の開発・建設・事業運営に関する知見を国内外の再生可能エネルギーの事業開発に活かすとしている。
また米国では、今後系統用蓄電池事業への参画も予定しており、同事業と併せてテキサス州の電力供給の安定性確保に貢献するとともに、海外事業の利益目標500億円に向けて収益基盤を強化していくとのことだ。
■事業概要
名称:アクティナ(Aktina)発電所
所在地:テキサス州ワートン郡(ヒューストン市から南西へ約140km)
最大出力:63万キロワット(送電端出力:50万キロワット)