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資産運用の自動化サービス「SUSTEN」を提供するsustenキャピタル・マネジメントは、SUSTEN利用者479名に「新NISA制度に関する調査」を実施し、その結果を公表した。
■新NISAの認知度は約9割、約6割は改正内容まで把握
2024年からNISA制度改正(新NISA)が行われることを知っているか聞いたところ、約6割が「改正内容も含め知っている」と回答。
「改正内容はわからないが知っている」と回答した人を含めると、約9割が新NISAについて認知しているという結果に。
次に、どこで新NISAを知ったか聞いたところ、WEBメディアを通して新NISAを知ったという回答が最多となり、主にWEBメディアやテレビを通して、新NISAの認知度が高まっていることが伺える。
■新NISAを利用したい人は6割以上。利用目的は「老後の資産形成」が最多
新NISAを利用したいか聞いたところ、6割以上が「利用したい」と回答。「検討中」と回答した人を含めると、回答者のほとんどが新NISAの利用に前向きであるという結果に。
次に、新NISAを利用する目的を聞いたところ、「老後の資産形成」が69.7%で最多となった。
■新NISAで魅力に感じるのは「非課税保有期限の無期限化」「年間の投資限度額の増額」が半数以上
新NISAで魅力に感じるところを聞いたところ、「非課税保有期間の無期限化」や「年間投資枠の増額」という回答が過半数を占めた。
新NISAで長期的に非課税投資を行っていきたいと考えている人やまとまった金額を投資し効率的に資産形成していきたいと考えている人が多いことが伺える。
■利用したくない理由として「制度がよくわからない」「損をしないかリスクが心配」の声があがる
新NISAを利用したくない理由を聞いたところ、36.4%が「制度がよくわからない」「運用資金がない」、9.1%が「損をしないかリスクが心配」「口座開設するのが手間」と回答。
回答者の大半が新NISAの利用に積極的であるものの、制度が難しく理解しにくい、またはリスクが心配されるなどの観点から、一部の人々が利用に消極的であることが分かった。
【調査概要】
調査方法:WEBアンケート方式で実施
調査の対象:SUSTEN利用者
調査人数:479人
調査実施期間:2023年10月25日~11月7日
<参考>sustenキャピタル・マネジメント『新NISA制度に関する調査』