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キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営するライボの調査機関「Job総研」は、497人の社会人男女を対象に「2024年 ビジネスマナー実態調査」を実施し、その結果を公表した。
■ビジネスマナーだと思う項目は「出/退社時の挨拶」が最多、約9割の人が「ビジネスマナーを必要だと思う」と回答
同調査で、ビジネスマナーだと思う項目を聞くと、「出/退社時の挨拶」が78.9%で最多となり、次いで「社外への敬語」が75.9%、「社内への敬語」が66.2%という結果に。
また、ビジネスマナーの必要性を聞くと、「必要だと思う」が88.7%で過半数を占めた。
■約7割の人はビジネスマナーを教わった経験が「ある」
ビジネスマナーを教わった経験の有無を聞くと、「ある」が68.2%で過半数を占め、「ない」は31.8%にとどまった。年代別の回答では30代の「経験ある派」が73.3%で最多となり、次いで50代が69.0%、20代が66.9%、40代が62.2%という結果に。
■約半数の人はビジネスマナーへの自信がない
自身のビジネスマナーへの自信の有無を聞くと、約半数の49.1%が「自信がない」と回答。
年代別の回答では、20代の「自信がない派」が57.0%で最多となり、次いで30代が53.4%、40代が44.9%、50代が36.8%と、若手層ほど自信がなく上司層ほど自信がある結果に。
前問で自身のビジネスマナーに自信があると回答した253人にその理由を聞くと、「使う場面が多いから」が54.5%で最多となり、次いで「臨機応変な対応が得意だから」が30.0%、「細かく教わったことがあるから」が28.5%と続いた。
一方で自身のビジネスマナーに自信がないと回答した244人にその理由を聞くと、「臨機応変な対応に苦手意識があるから」が48.8%で最多となり、次いで「使う場面がないから」が39.3%、「教わったことがないから」が34.0%。
■部下のビジネスマナーが気になる人は約6割、一方約8割は上司からビジネスマナーの指摘を受けた経験なし
現在部下がいると回答した149人に部下のビジネスマナーは気になるか聞くと、「気になる」と回答した割合は57.8%で過半数を占めた。
一方現在上司がいると回答した460人に上司からビジネスマナーの指摘を受けた経験の有無を聞くと、「ない」が82.6%、「ある」は17.4%という結果に。
■ビジネスマナーは出世に影響すると思う人は8割以上
ビジネスマナーは出世に影響するか聞くと、84.0%が「影響すると思う」と回答。また、同回答者に出世意欲の有無を聞くと、「出世欲がある」と回答した割合は72.0%で過半数を占める結果に。
【調査概要】
調査対象者:20~50代の現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
有効回答数:497人
調査期間:2023年12月20日~25日
調査方法:インターネット調査