シアンの運営するユアケア編集部は、生理移動を経験したことがある女性100名を対象に「生理移動に関する調査」を実施し、その結果を公表した。
■95%の女性が旅行や重要な仕事の場面と生理のタイミングが重なることに不安を持っている
旅行や重要な仕事と生理のタイミングが重なることに不安があったか聞いたところ、95%の女性が「不安があった」と回答。
多くの女性が予定を変更できないイベントと生理が重なる経験をしており、悩まされていることが分かった。
次に、どのようなタイミングで生理移動をすることにしたか聞いたところ、「旅行」が最多となり、次に「温泉」「重要な仕事」が続いた。
また、温泉・修学旅行・プールなど、水に入るイベントがある際も生理移動に踏み込むきっかけになっていることが明らかに。
■再度ピルを使って生理移動をしたいと回答した人の割合は62%
続いて、再度ピルを使って生理移動をしたいと思うか聞いたところ、62%が「再度生理移動をしたい」と回答。
■65%の人が生理を遅くすることで移動させている
生理移動経験者に、生理日を早めたか、遅くしたかを聞いたところ、35%が「早めた」、65%が「遅くした」と回答。
生理日を早めるとなると、ほとんどの場合で前の生理日から服用を開始する必要があり、生理を遅くするほうが、早める時と比べて時間的に余裕があることから、「遅くした」を選択をした人が多いのではないかと同社は考察している。
■3割の人が中容量ピル、約7割の人が低用量ピルを使って生理移動をしている
「生理移動に使用したピルの種類」に関するアンケートを実施したところ、30%の女性が中容量ピル、67%の女性が低用量ピルを利用したと回答した。
■副作用は1位に「気持ち悪さ」、2位に「吐き気」が多い結果に
生理移動ピルを飲んでいる時の副作用について聞いたところ、1番多い副作用は「ムカムカ・気持ち悪さ」だった。
その他に、「つわりのような症状」「不正出血」などの副作用が出たという声も上がった。
一方で、56%の人が「副作用を感じなかった」と回答し、短期間で女性ホルモンを摂取することになる生理移動用の飲み方でも、半数以上は副作用を感じていないことが明らかに。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:生理移動を経験したことがある女性
実施:2023年12月22日~12月27日
調査実施主体:ユアケア編集部
調査会社:シアン
<参考>ユアケア編集部『生理移動について調査』