仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関「しゅふJOB総研」は、「働く女性の2023」をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を実施し、結果を公表した。

■調査結果

2023年を振り返り、女性が働きやすくなった実感については、「ない」が70.4%となった。

【左】女性が働きやすくなった実感はあるか【右】3か年比較

働きやすくなった実感については、「働く女性の数が増えてきた」という回答が59.8%にのぼっている。

働きやすくなった実感

2023年は「これまでより自由にキャリアを選べるようになった年」という回答が50.4%となり、2024年は「これまでより自由にキャリアを選べるようになる年」と予測する回答が48.2%となっている。

また、2024年は「女性が働きやすくなると思う」と予測する回答は43.8%にのぼった。

【左】2023年は「女性が働く」ことについてどんな年だったか
【右】2024年は「女性が働く」ことについてどんな年になると思うか

また、「2024年は女性が働きやすくなると思うか」に対する回答を、2023に働きやすくなった実感「あり・なし」で比較。

その結果、「実感あり」と回答した人は72.4%が2024年は「女性が働きやすくなると思う」と回答した一方で、「実感なし」と回答した人は31.7%にとどまった。

【左】「実感あり・なし」別比較【右】3か年比較

働きやすくなる理由として最も多かった回答は、「働く女性の数がさらに増える」で61.9%となった。

働きやすくなる理由

<参考>
しゅふJOB総研『働く女性の2023