otalabは、47都道府県在住のZ世代895人を対象に「睡眠に関する実態調査」を実施し、その結果を公表した。
■Z世代は平均睡眠時間が「5~6時間」の人が最多
Z世代の平均睡眠時間を調査するべく、1日に平均何時間寝ているか聞いたところ、最も多かったのは「5~6時間」、次いで「7~8時間」という結果に。
また、平均睡眠時間が10時間以上という人もいれば1時間未満という人もおり、Z世代の平均睡眠時間にはかなり幅があることが分かった。
■Z世代の約半数が自身の睡眠時間に「満足していない」
次に、自身の毎日の睡眠時間に満足しているか聞いたところ、約半数が自身の睡眠時間に「満足していない」と回答。
満足できる睡眠時間というのは人それぞれだが、自身にとって適切な睡眠時間を確保できていない人も多いことが分かった。
■Z世代の約2割が「毎日睡眠不足を感じている」
1週間の中で、何日睡眠不足を感じる日があるかを聞いたところ、Z世代の約2割が「毎日」睡眠不足を感じていると回答。
一方で、「睡眠不足を感じない」と回答した人は約1割となり、頻度問わず約9割のZ世代が睡眠不足を感じているということが明らかに。
■睡眠不足になってしまう原因の1位は「つい夜更かしをしてしまう」
続いて、前問で「睡眠不足を感じない」と回答した以外の人々を対象に、睡眠不足になってしまう原因を聞いたところ、「つい夜更かしをしてしまう」が最多に。次いで、「悩みやストレスを抱えている」が続いた。
■Z世代が最も感じている睡眠の悩みは「たくさん寝ても眠い」
次に、睡眠ついてどんな悩みがあるか聞いたところ、「たくさん寝ても眠い」という回答が最多となり、次いで「寝ても疲れが取れない」という結果に。
また、「なかなか眠れない」や「眠っている途中で目が覚める」といった睡眠不足に直結するような悩みを持っている人も多いことが分かった。
■Z世代の約8割が「睡眠時間は日中のパフォーマンスに影響を与えている」と考えている
睡眠時間が日中のパフォーマンスに影響を与えていると思うか聞いたところ、「はい」と回答した人が約80%となり、多くの人が「睡眠時間は日中のパフォーマンスに影響を与えている」と考えていることが明らかに。
■Z世代の約7割が「睡眠の質を高めるための対策をしている」
最後に、睡眠の質を高めるために何か行っていることはあるか聞いたところ、「特に何もしていない」という回答が最多に。次いで「寝る前にスマホを見ないようにする」が続いた。
睡眠の質を高めるために「特に何もしていない」という人は最多だったが、全体の3割ほどで、約7割の人は睡眠の質を高めるために何かしらの対策を行っていることが分かった。
【調査概要】
調査期間:2023年12月11日~2023年12月12日
調査機関:アップデイト(自社調査)
調査対象:47都道府県在住のZ世代男女
有効回答数:895
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
<参考>otalab『睡眠に関する実態調査』