日鉄エンジニアリングは、日鉄興和不動産より受注した大型物流施設「LOGIFRONT門真」を竣工したと発表した。
同施設は、ピロティ車路を兼ねた片面バースを採用しており、雨天時にも支障なく荷捌きが可能。
また、荷物用エレベーター・垂直搬送機を各2基設けることで上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保するとともに、2分割で賃貸可能な汎用性のある4階建てBOX型施設だという。
さらに、同社製の制振部材「アンボンドブレースⓇ」を44本使用した制振構造で入居テナントのBCP対応に備えるほか、全館LED照明や人感センサーを採用し、環境・省エネルギーにも配慮しているとのことだ。
同社は、物流関連施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、同分野での累計受注実績は約340万平方メートルに上るという。
今後も、総合エンジニアリング力と鉄の知見を活かし、レジリエントで環境に優しい社会・産業基盤づくりに貢献するとしている。
■LOGIFRONT門真 概要
所在地
大阪府門真市三ツ島5丁目5番2号
構造
鉄骨造地上4階建て(制振構造)
延床面積
約17,485平方メートル
鉄骨重量
約2,300トン