ファミリーマートは、2024年1月から、プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」チルド弁当の容器規格変更軽量化・チルド寿司一部商品の環境配慮型素材配合容器切替により、石油系プラスチックを削減すると発表した。

また、石油系のインク使用削減による白色容器への変更を、2023年11月のパスタに続き、チルド弁当・チルド寿司にも拡大するとのことだ。

ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定。

今回はその一環として2024年1月から順次、以下の取り組みにより年間約421トンの石油系プラスチック量削減を見込んでいるとのことだ。

■取り組み概要

・チルド弁当:容器規格変更による軽量化により約418トン削減見込み
・チルド寿司:一部商品を環境配慮素材への切替(バイオマスプラスチックを一部配合)で約1トン削減見込み
・サイドシュリンクフィルム:環境配慮素材への切替(バイオマスプラスチックを一部配合)で約2トン削減見込み

チルド弁当一部商品の規格変更(一例)

あわせて、2024年1月から順次、白色容器へ変更し石油系のインクの使用を削減。

・チルド弁当:インク使用フィルム削減
・チルド寿司:インク使用削減

【左】サイドシュリンクフィルム【右】インク使用フィルム削減

なお、ファミリーマートでは環境に配慮したサステナビリティな取り組みを進めている商品カテゴリについて、「#ファミマのサステナ」POPを順次売場に掲示しており、チルド弁当・チルド寿司に関しても2024年1月23日から順次掲示するとのことだ。