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アイランドが運営する、お取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」は、ユーザーを対象とした食品通販に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■現在の食品通販の頻度
現在の食品通販をする頻度を聞いたところ、「3カ月に1回以上」が30%で最多に。「1カ月に1回」は27%と2022年の調査から5ポイント減となり、ウィズコロナを経て食品通販の頻度が「3カ月に1回」程度に落ち着いていることが分かった。
■食品通販の情報を得ているSNSとSNS経由の購買経験
SNSを利用したプロモーションは食品通販でも重要な販促手法になっているが、食品通販の情報を得ているSNSは「Instagram」が43%、「X」が41%、「LINE」が39%で上位になった。
2022年との比較では「Instagram」が8ポイント、LINEが7ポイント伸長する結果に。
また、SNSをきっかけに「食品通販をした」経験者は約60%となり、SNSの影響力の高さが伺える。
■食品通販を利用するシチュエーション
食品通販を利用するシチュエーションについて、2023年と2022年の結果を比較すると「自分へのご褒美」「贈り物」「記念日」へのニーズが高まっていることが分かった。
過去には「普段使い」が人気だったが、コロナ禍を経て巣ごもり需要の反動や物価高による消費意欲の変化の影響で、普段の生活圏では購入しづらく「特別感」を味わえるものを購入する傾向にあるのではないかと同社は考察している。
■食品通販をする決め手(選択肢一部抜粋)
食品通販をする決め手を聞いたところ、「商品の説明」が51%、「商品の画像」が46%、「送料無料・ポイントなどの特典」が41%、「口コミ」が35%という結果に。
商品価格の重要度が下がり、いいものであれば多少価格が高くても購入しようという、質にこだわる傾向が伺える。
■食品通販をしたい地域
食品通販をしたい地域ランキングは以下の通り。
1位:北海道
2位:沖縄県
3位:京都府
4位:福岡県
5位:鹿児島県
選択した理由として、「美味しそうなものがあるイメージ」「旅行へ行った際に美味しいものがたくさんあったので、取り寄せたいと思った」「その地域ならではの特産品や生産物を求めているので」といった声が挙がったとのことだ。
【調査概要】
調査方法:おとりよせネットにてアンケートを実施
回答者詳細:男性21%・女性78%・回答しない1%、~20代6%・30代22%・40代28%・50代25%・60代以上19%
有効回答:374名(食品通販の購入経験者)
実施期間:2023年10月30日~11月30日
<参考>
おとりよせネット『お取り寄せに関するアンケート』