品川区、公立の特別養護老人ホームでは全国初となるZEB認証を取得 設計段階で建築物のエネルギー消費量58%を削減

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品川区は、公立の特別養護老人ホームでは全国初となるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証を、「品川区立八潮南特別養護老人ホーム」増築棟において取得したと発表した。

「品川区立八潮南特別養護老人ホーム」増築棟イメージ

同施設は、外部に面する壁やサッシ等の断熱性能を高めるとともに、高効率の空調設備や太陽光発電システムの設置により、設計段階で建築物のエネルギー消費量の58%削減(ZEB Ready)を実現。

品川区長期基本計画(令和2年4月策定)では、『ZEB等の環境に配慮した建物の増加による、まち全体の環境負荷の低減を目指す』としている。

現在、品川区では脱炭素社会の実現やSDGsの目標達成に向け、快適な室内環境を保ちながら年間で消費する建築物のエネルギー量が大幅に削減された建築物である「ZEB」や「ZEH-M」の施設整備を進めているという。

区有施設の「ZEB」の認証取得は6施設、「ZEH-M」を含めると7施設となるとのことだ。

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