AGAスキンクリニックは、20～59歳の全国の女性4,923人を対象に薄毛に関する「AGAスキンクリニック事前調査」を実施し、その結果を公表した。
■約半数の女性が現在薄毛や抜け毛を気にしている
同調査で、現在の髪の状態（薄毛や抜け毛）をどの程度気にしているか聞くと、全体で「非常に気にしている」が9.1％、「気にしている」が15.0％、「やや気にしている」が25.6％と、合わせて49.7％の女性が気にしていると回答。女性の約2人に1人が薄毛や抜け毛を気にしていることがわかる。
■将来の髪の状態を不安に思う女性は約半数、30代が最も不安を感じている
将来の髪の状態に対してどの程度不安に思っているか聞いたところ、49.2％の女性が不安を感じているという結果に。
また、年代別でみると30代が52.3％と、最も不安に感じる割合が高いことが明らかになった。
次いで40代が28.9％と中年期に入るあたりで自身の変化とともに髪も気になるようだ。
しかし、その次に多いのが20代の24.8％と、美容の意識が高まっている昨今、若くても薄毛への不安を抱く人は多くなっている。
■抜け毛や薄毛へ対処方法は「セルフケア」「市販の育毛剤・増毛済等」「市販のスカルプケアシャンプー」など
現在の髪の状態を気にしていると回答した人に、抜け毛や薄毛への対処として検討しているサービスを聞くと、「セルフケア」が63.8%、「市販のスカルプケアシャンプー」が39.5%、「市販の育毛剤・増毛済等」が38.5％という結果に。
さらに、現在の髪の状態を「非常に気にしている」と回答した人の中で、セルフケアを除き最も多かったのは「市販の育毛剤・増毛済等」で19.3％、次いで「市販のスカルプケアシャンプー」で16.7％、「サプリメント」で12.1％と続いた。
また「非常に気にしている」と回答した人の中で「気にしている」や「やや気にしている」と回答した悩みがそれほど強くない人に比べ、「病院・クリニックでの薄毛治療」や「市販の育毛剤・増毛済等」といった効果を期待する対処法を選ぶ傾向にある。
また、実際に行っている抜け毛や薄毛への対処方法も、検討している対処方法と概ね同じで、「個人で輸入した海外薄毛処方薬」が実際に行っている人が検討している人より多いことがわかる。
■抜け毛や薄毛への対処として検討しているサービス、「セルフケア」「サプリメント」が前年より増加
抜け毛や薄毛への対処として検討しているサービスの調査結果を前年と比較してみると、「セルフケア」が＋2.0％、「サプリメント」が＋1.0％増加していた。
また、実際の抜け毛や薄毛への対処方法について、前年と比較した結果、いずれのサービスも大きな変化はないことが明らかになった。
抜け毛や薄毛への対処を検討、実際に行っている人は少なからず増加しており、薄毛を気にする女性は増えてきたことがわかる。また、実際に行っている対処法をみるとセルフケアや市販のスカルプケアシャンプーなどの手軽な対処法より、「病院・クリニックでの薄毛治療」が増加していることから手軽さより確実さを求めていることがわかる。AGAスキンクリニックでは女性の患者数が10年で333倍に増加したことからも、薄毛は男性だけの悩みではなくなった。
【調査概要】
調査時期：2022年9月と2023年6月
調査機関：楽天インサイト
調査対象：20～59歳の全国の女性4,923人
＜参考＞
AGAスキンクリニック