アンテナドクターは、大雨や台風で住居トラブルを経験した20~60代男女317人を対象に、大雨・台風による住居トラブルに関する調査を実施し、その結果を公表した。

■住居トラブルの種類は「住居損壊」が最も多い
調査の結果、大雨・台風災害時に発生した住居トラブルの種類は「住居損壊」が最も多く、59.94%を占めた。次いで「電力供給の停止」が41.01%、「水道供給の停止」が17.98%、「通信手段の停止」が13.88%となった。

■住居トラブル発生後に困ったことは「修理」が最も多い
住居トラブルが発生した後に困ったことは、「住居修理」が57.10%で最も多かった。次いで「災害状況の確認」が16.09%、「食料・衣類不足」が9.15%となった。

■住居トラブルの事前対策が必要だと考える人は約77%
また、住居トラブルを経験した人の約77%が、事前対策が必要だったと回答。

具体的にどのような対策をしておけば良かったかを聞いたところ、「建物の補強」が48.57%で最も多く、次いで「防災道具の備蓄」が41.22%、「災害保険の確認」が37.14%となった。

事前対策として「修理業者の事前選定」を選んだ人は21.63%で、5番目に多かった。
自然災害が発生した際、通信手段が停止している可能性があり、慌てて修理業者を探すのは難しい。そのため、事前に修理業者を選定しておくことで、いざというときにすぐに対応できる。
【調査概要】
調査概要:大雨・台風による住居トラブル
調査期間:2023年11月30日~12月2日
調査方法:インターネット調査
調査対象:大雨や台風で住居トラブルを経験した20~60代男女
調査人数:317名
モニター提供元:日本ビジネスリサーチ