UOCCが運営するポータルサイト「trairy」は、平日、日中に働いている社会人315人を対象に、「社会人の平均睡眠時間」についてアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■仕事がある日の起床時刻は?
回答者全体の平均起床時刻は、6時23分だった。子どもがいる人は6時11分、いない人は6時33分となり、子どもがいる人の方が早く起きる傾向に。
■仕事がある日の就寝時刻は?
回答者全体の平均就寝時刻は、23時36分という結果に。子どもがいる人は23時18分、いない人は23時48分で、子どもがいる人のほうが早く寝る傾向にあった。
また、22時以前に寝ている人は全体の14.0%で、その人たちの平均睡眠時間は7時間54分だった。
■仕事がある日の平均睡眠時間は?
回答者全体の平均睡眠時間は、6時間48分で、子どもがいる人といない人の間で大きな差は見られなかった。
■仕事開始時刻は?
回答者全体の平均仕事開始時刻は、8時42分で、平均すると起きてから約2時間20分後に仕事を始めていることが分かった。年収別の回答は以下の通り。
<年収別の回答>
年収400万以下:8時43分
年収400~600万:8時43分
年収600~800万:8時40分
年収800~1,000万:8時33分
年収1,000万以上:8時18分
■仕事終了時刻は?
回答者全体の平均仕事終了時刻は、18時15分だった。
年収別の回答は以下の通り。年収1,000万を超える人は仕事終了時刻が遅く、仕事時間が長いことが明らかに。
<年収別の回答>
年収400万以下:18時01分
年収400~600万:18時13分
年収600~800万:18時46分
年収800~1,000万:18時46分
年収1,000万以上:20時15分
■普段の睡眠時間は足りているか?
普段の睡眠時間は足りているか聞いたところ、「十分に足りている」が12.1%、「まあまあ足りている」が41.9%、「あまり足りない」が38.4%、「全然足りない」が7.6%という結果に。
また、回答者ごとの平均睡眠時間は以下の通り。7時間以上寝られると満足度が高くなる傾向にあり、起床時間の7時間前には寝るのが理想的であることが伺える。
十分に足りている:7時間24分
まあまあ足りている:7時間06分
あまり足りない:6時間24分
全然足りない:5時間48分
■普段の体調はどうか?
普段の体調について聞いたところ、「かなり体調はいい」は5.7%、「まあまあ体調はいい」は30.2%、「普通」は41.0%、「あまり体調はよくない」は21.9%、「全然体調はよくない」は1.3%だった。
回答者ごとの平均睡眠時間は以下の通り。6時間30分を下回ると体調が良くないと感じる人が多くなる傾向に。
かなり体調はいい:7時間12分
まあまあ体調はいい:7時間00分
普通:6時間48分
あまり体調はよくない:6時間18分
全然体調はよくない:6時間18分
■睡眠は何時間以下だと次の日にきついと感じるか?
睡眠は何時間以下だと次の日にきついと感じるか聞いたところ、6時間未満だと4割、5時間未満だと8割弱の人が次の日にきついと感じることが分かった。
■仕事がある日は何時間寝れば十分だと感じられるか?
「仕事がある日は何時間寝れば十分だと感じられるか」という質問に対しては、平日の睡眠時間が7時間だと約6割、8時間だとほとんどの人が十分だと感じられることが明らかに。
■休日にとる睡眠時間は?
休日にとる睡眠時間を聞いたところ、8時間以上の人が6割弱、全体の休日の平均睡眠時間は7時間48分という結果に。
寝溜めと言われることがあるが、平日の睡眠時間が5時間以内の人の休日の平均睡眠時間は7時間6分で、平日よりは多く寝ているが、全体よりは少ない時間であることが分かった。
また、平日に8時間以上寝ている人の休日の平均睡眠時間は8時間6分で、平日と休日の睡眠時間にほとんど差はなかった。
【調査概要】
調査主体:自社調査
調査時期:2023年12月3日〜12月10日
調査方法:インターネット調査
調査対象:平日日中に働いている社会人、男女315人(22~67歳)
引用元:Trairy