あと払いサービス「ペイディ」を提供するPaidyは、2023年のショッピングトレンドを発表した。

2023年は、新型コロナウイルスの規制緩和により、本格的なアフターコロナを迎え、旅行やお出かけなどの需要が高まりを見せた。ペイディの利用者も、旅行やファッション、美容・健康など、さまざまな分野で利用が拡大した。

ペイディ、2023年のショッピングトレンドを発表

全体:旅行需要の回復が顕著。「マネパ旅」がトレンドに

2023年にペイディを利用して最も購入されたアイテムTOP3は、「iPhone 15/iPhone 15 Pro」「高速バスチケット」「Tシャツ」。異なる分野のアイテムが上位に入り、分野を問わず、様々な店でペイディが利用されていることが分かった。

また、最も買い物が多かった日は7月18日で、ペイディアプリの1,000万ダウンロードを記念して実施したキャッシュバックキャンペーンの期間にあたり、キャンペーンに参加して買い物を楽しんだ人が多くいたことがわかった。

購入金額ベースで最も買い物された日は9月15日。この日は、新しく発売されたiPhone 15/iPhone 15 Proの予約開始日で、スマートにいち早く最新iPhoneを購入した人が多くいたことが想像できるという。

分割手数料無料の「3回あと払い」を利用して最も購入されたアイテムは昨年に続いて「高速バスチケット」で、昨年同期比で約1.9倍増加した。また、「6回あと払い」および「12回あと払い」を利用して最も購入されたアイテムは航空券だった。

新型コロナウイルスによる行動規制の緩和により旅行者が増加するなか、分割手数料無料の分割払いを活用して、賢く効率的にお金を使い楽しむ「マネパ旅」の傾向が表れていることがわかったという。なお、航空券の販売数は昨年比で約2倍となり、旅行需要の増加傾向が見られたとのことだ。

旅行:4人に1人が分割手数料無料の分割払いを利用

2月にペイディが導入された星野リゾートでは、ペイディを利用して最も予約数が多かったブランドは「OMO(おも)」で、個別の宿泊先では「星野リゾート 青森屋」がトップに。また、4人に1人が分割手数料無料の「3・6回あと払い」を利用しており、分割払いをスマートに活用し、旅行を楽しむ利用者の姿が想像できるとしている。

美容・健康:主体的に自身の健康と向き合う利用者たち

今年はオンラインピル診療サービス「メデリピル」などが販売する低用量ピルがペイディで最も購入されたアイテムTOP100に入り、生理痛やPMS症状を改善する手段として、主体的に自分の体と向き合っている利用者が増加傾向にあることがわかった。

また、健康管理は利用者自身からペットにも広がり、獣医師など栄養学専門家監修の手づくりごはん「ココグルメ」が上位に入り、ペットの健康に対する意識の高まりがみられたとのことだ。

ファッション:定番アイテムが人気に

ファッション関連で人気だったのは「Tシャツ」「ニット・セーター」「ワンピース」といった定番商品。30以上の人気ブランドが集結する「.st(ドットエスティ)」では、LOWRYS FARMの「2WAYハンドステッチライクプルオーバー」やGLOBAL WORKの「メルティスタンドスリットプルオーバー」といった多様なファッションアイテムと合わせやすいニット製品がペイディを利用して最も購入された商品となった。