グリーンコープ生協、島根での配送用トラックにEV初導入 自然エネルギーを利用した「グリーンコープでんき」も使用

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一般社団法人グリーンコープ共同体(以下、グリーンコープ)に所属するグリーンコープ生活協同組合島根(以下、(グリーンコープ生協(島根))は、初めて電気自動車(以下、EV)の配送用トラックを導入したことを発表した。

なお、今回のEV配送用トラックは日野自動車の日野デュトロZ EVとのことだ。

日野デュトロZ EV

日野デュトロZEVは最大積載量1トンで、5時間の通常充電で100キロメートル以上の航続が可能。荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40センチメートルとなっているため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできるのが特徴となっているという。

また、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」で、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を軽減することも可能。

なお、グリーンコープ生協(島根)で電気自動車を導入している支部・センターでは、「グリーンコープでんき」の「ゼロエミッションプラン」の電気を使用。

グリーンコープでんきが提供する電気は、バイオマス・太陽光・小水力・地熱などの自然エネルギーを利用した化石燃料に頼らない発電方法で作られているという。

発電時はもちろん「地球温暖化対策推進法」に基づく電気事業者別排出係数の観点からも、二酸化炭素排出ゼロを達成しているため、電気自動車から排出される二酸化炭素は動力源の電気も含め、「完全にゼロ」を実現できるとのことだ。

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