豊中市および伊丹市は、2024年4月1日から、豊中市伊丹市クリーンランド(以下、クリーンランド)で発電した電力の一部を豊中市および伊丹市の市立学校などの公共施設へ供給することを発表した。
クリーンランドとは、豊中市および伊丹市の一般廃棄物を中間処理(焼却・破砕・選別等)する清掃工場で、焼却熱を利用して発電を実施しているという。
同取り組みにより公共施設で温室効果ガスを排出しない非化石電源の導入を実現するとのことだ。
■事業概要
事業スキーム:小売電気事業者を介した託送によりクリーンランド電力を両市の公共施設へ供給
電力の供給先と予定供給量:
<豊中市>
57施設に約1,400万キロワットアワー/年
全市立小・中・義務教育学校、市役所第一庁舎・第二庁舎、上下水道局庁舎
<伊丹市>
29施設に約700万キロワットアワー/年
全市立小・中・高・特別支援学校、図書館、こども文化科学館
温室効果ガス(CO2)の年間削減見込み量:
<豊中市>約5,100トン(公共施設から排出されるCO2の約15%)
<伊丹市>約2,700トン(公共施設から排出されるCO2の約13%)