Parasolが運営する未婚男女のマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」は、リンクバルが運営する恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink(カップリンク)」と共同で、同サービスの利用ユーザーを対象に「蛙化現象の経験や原因」に関する調査を実施し、その結果を公表した。
■蛙化現象を経験した人は半数以上
同調査で、蛙化現象を経験したことがあるか聞いたところ、経験がある人は54.4%と、半数以上いることが明らかになった。
蛙化現象が起きた原因を聞いたところ、1位は「NGに感じる行動や言動があった」、2位は「価値観が合わなかった」、3位は「理想と現実で期待値によるギャップがあった」、4位は、「外見のイメージが違った(見た目・ファッション)」という結果に。
■蛙化現象を経験したくなかった人は約8割以上、一方でポジティブに捉える人も
蛙化現象を経験して良かったと感じるか聞くと、82.3%が「いいえ」と回答。
「蛙化現象を経験して良かった」と回答した人の中には、『自分の好みや譲れないポイントが分かった』『相手の嫌なところに早めに気づけて時間を無駄にしなくて済んだ』『人に対しての期待やハードルを低くして、根本的にもっと優しさを持とうと思えた』といった意見があったという。
■女性の方が蛙化現象を経験しやすい傾向に
蛙化現象の経験について男女別で調査したところ、蛙化現象を経験した女性は69.4%に対し、男性は45.4%という結果に。
蛙化現象を経験した理由についても男女別に分析すると、「NGに感じる行動や言動があった」と回答した人は、女性が75.6%、男性は57.6%いることが判明した。一方で、「価値観が合わなかった」と回答した人は、女性よりも男性の方が多い結果となったという。
■マッチングアプリで出会った人に対して、蛙化現象を経験した人は43%
マッチングアプリで出会った相手に対して蛙化現象が起きた経験を聞くとところ、43.7%が「経験したことがある」と回答。マッチングアプリを問わず蛙化現象が起きた割合と比較すると10%程しか変わらず、マッチングアプリで蛙化現象を起こす人は珍しくなくなっているとうかがええるとのことだ。
また、マッチングアプリで出会った相手に対して蛙化現象が起きた原因を調査したところ、1位は「メッセージでやり取りをしていた時の雰囲気と実際の雰囲気が違った」という結果に。プロフィールとメッセージでしか確認ができないマッチングアプリならではの蛙化現象の起こり方と言えるとのことだ。
2位は「価値観が合わなかった」、3位は、「外見のイメージが違った(見た目・ファッション)」、4位は「理想と現実で期待値によるギャップがあった」と続いた。
■マッチングアプリで蛙化現象を防ぐには「相手への理想像を高めすぎないこと」「正直に自己表現すること」
マッチングアプリを利用する際に、蛙化現象を防ぐために最も効果的だと感じるものを聞くと、1位は「相手への理想像を高めすぎない」、2位は「正直に自己表現する」、3位は「コミュニケーションを頻繁にとる」という結果に。
【調査概要】
調査対象:恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink」ユーザー
調査人数:1,741名(男性1,091名、女性650名)
調査期間:10月26日〜31日
調査方法:Webアンケート
<参考>
Parasol『蛙化現象を経験した人は2人に1人!蛙化現象を経験した理由の第1位は「NGに感じる行動や言動があったから」』