東日本旅客鉄道は、首都圏・仙台エリアなどで展開している「Suica」を使った出改札サービスを、2024年3月16日より新たに山形県の21駅で開始すると発表した。
なお、拡大対象駅は「仙台エリア」の駅として追加し、同一エリア内であればモバイルSuicaやSuicaのチャージ残高で乗車可能とのことだ。ただし、利用する定期券区間にSuica非対応駅が含まれる場合、Suica定期券の取扱いはしないという。
■サービス概要
サービス開始:2024年3月16日始発から
対象駅:以下の通り。
Suicaの種類:以下の通り。
Suicaでできること:
(1)ワンタッチで改札を通過
モバイルSuicaやSuicaを改札機の読み取り部にタッチするだけで改札を通過可能。
(2)新幹線にチケットレスで乗車
・新幹線eチケット
えきねっとで予約し登録したモバイルSuicaやSuicaなどの交通系ICカードで山形新幹線の他、東北・北海道・上越・北陸・秋田の各新幹線に乗車可能。
・タッチでGo!新幹線
予約不要でモバイルSuicaやSuicaなどの交通系ICカードのチャージ残高で新幹線に乗車可能。山形新幹線は全車指定席で運転のため、福島~新庄間の停車駅相互間完結で利用する場合に限り、普通指定席車両の空席を利用できるとのことだ。
(3)JR東日本の鉄道利用でJRE POINTが貯まる
・在来線乗車ポイント
JRE POINT WEBサイトに登録したモバイルSuicaやSuicaのチャージ残高で自動改札機・簡易Suica改札機で入出場し、JR東日本の在来線に乗車すると、カードタイプのSuicaなら200円ごとに1ポイント、モバイルSuicaなら50円ごとに1ポイント貯まる。
・リピートポイントサービス
JRE POINT WEBサイトに登録したモバイルSuicaやSuicaのチャージ残高で、同一運賃区間を、月10回以上乗車した場合にポイントが貯まる。
・その他
JRE POINT WEBサイトに登録したモバイルSuicaでモバイルSuica定期券を購入すると、購入額に応じてポイントが貯まる。
(4)買いものでもワンタッチで利用可能
鉄道利用だけでなく、電子マネーとしてコンビニ・ショッピングセンター・レストランなどにおいて、Suicaのチャージ残高で買い物ができる。
(5)繰り返し使えて地球に優しい
チャージ機能が搭載されているため、チャージ残高が少なくなった場合も、自動券売機などでチャージ可能。また自動改札機にタッチするだけでSuicaへのチャージができるオートチャージも利用できる。
(6)ICカードのマークがある全国の鉄道・バスなどでも利用可能
相互利用を行う全国各地の鉄道・バスなどでも利用可能。また、「cherica」など地域連携ICカードも、Suicaエリア内の鉄道で利用できる。