ギグベースを運営するジョブプラットフォーム「gigbase」は、同社の登録タレント117人を対象に「2024年に向けた働き方動向調査」を実施し、その結果を公表した。
■60%以上が年収を増やすことを検討。「手取りUP」の他に「物価高騰対策」や「教育費等の将来に必要な貯金」も理由に
今後の年収の調整意向について聞いたところ、62.7%が「年収を上げることを検討」と回答した。
年収を上げたい理由としては「手取りを増やしたい」が63.1%と最も多く、続いて「物価高対策」、「教育費・将来の貯金のため」など、昨今の物価上昇や将来への不安を背景に、年収アップを検討したい傾向がみられた。
■1カ月あたりで増やしたい勤務時間は「スキマ時間・ロング勤務」の二極化
年収を増やすことを検討している回答者に対し、増やしたい勤務時間幅について聞いたところ、「5時間~10時間」が26.1%、「21時間~30時間」が18.3%、「30時間以上」が22.6%の結果に。
ギグワークならではのスキマ時間での就業を維持したい層と、より多くの収入源を得たい層で二極化していることが明らかになった。
■年収アップ希望者の平均勤務時間は「月約17時間」、年収は「204,816円」増加希望と判明
年収を上げることを検討している回答者に、増やしたい勤務時間幅について聞いたところ、平均約17時間となった。東京都の最低賃金で換算すると、増やしたい年収給与額は「204,816円」という結果になった。
【調査概要】
調査タイトル:2024年に向けた働き方動向調査
調査方法:WEBアンケート
調査地域:全国
調査期間:2023年10月25日~10月31日
調査対象:ギグベースの登録タレント 117人
<参考>ギグベース『【2024年に向けた働き方動向調査】ギグワーカーの60%以上が年収UPを検討!「物価高騰対策」も背景に、平均で「月約17時間の勤務時間、年収約20万円の増加希望」が判明』