Googleは、2023年のGoogle検索ランキングを発表した。
Google検索は誕生から25年を迎えたことから、2023年は総合ランキングに代わりGoogleトレンドの提供開始以降、各カテゴリーごとに最も検索された言葉を一部抜粋して紹介している。

また、日本国内のカテゴリー別のランキングも紹介。
各ランキングの調査対象期間は2023年1月1日~11月20日で、前年までと比較して2023年中にGoogleで検索が急上昇した言葉のため、2023年の話題や流行が反映されている。
■2023年日本国内の検索ランキング
2023年は多くのスポーツの世界大会が開催されたことにより、日本中を熱くさせた大会や競技がランクイン。
侍ジャパンがアメリカを下し3大会ぶり3回目の制覇を果たした「WBC」が1位に、なでしこジャパンが準々決勝敗退となった「女子サッカーワールドカップ」が2位にランクイン。
また、日本男子がアジア1位となり、2024年開催予定のパリ五輪への出場権を獲得した「バスケ ワールドカップ」が4位、38年ぶりに念願の日本一となり多くのファンが歓喜に沸いた「阪神 優勝」も10位に入っている。
「スポーツ選手」ランキングでは、WBCへの注目度の高さが現れる結果に。WBC優勝経験者としてチームをひっぱり活躍した「ダルビッシュ 有」選手が2位、ペッパーミルパフォーマンスも大流行した「ラーズ ヌートバー」選手は4位にランクインした。

「ドラマ」ランキングでは、大ヒットとなったTBSの日本劇場「VIVANT」が1位、今年の大河ドラマ「どうする家康」が2位となっている。

「映画」ランキングでは、宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が1位にランクイン。また、子供から大人まであらゆる世代に愛されるゲームを映画化した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が4位となった。
「アニメ」ランキングでは、主題歌も大ヒットとなった「【推しの子】」が1位に、魔王を倒した後の勇者たちの話を描く「葬送のフリーレン」が4位、子供人気を維持し続けるプリキュアシリーズ第20作目となる「ひろがるスカイ!プリキュア」が8位にランクイン。

「ゲーム」ランキングでは、今年になり人気が急上昇した「スイカゲーム」が1位に。また、ハリー・ポッターの世界を舞台としたアクションRPGの「ホグワーツ・レガシー」が2位、1986年の初代の発売以降ユーザーから支持され続けている「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が3位となった。
「レシピ」ランキングでは、「ゴーヤチャンプル」や「ピーマンの肉詰め」など、料理名で検索されるものや「鶏胸肉」「スナップエンドウ」など材料名での検索のほか、「きのう何食べた?」や「月読君の禁断お夜食」など、人気ドラマに出てきた料理のレシピを検索する人も多くみらる結果に。

同社はほかにも、47都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングも紹介している。2023年は、統一地方選挙があり、複数の場所で選挙に関する検索がみられたとのことだ。
