フリーランスに関連する仕事検索が過去5年で3.1倍に増加 業務委託の仕事検索は「ドライバー職」が関心高め

「Indeed(インディード)」の日本法人であるIndeed Japan(以下、Indeed)は、フリーランスに関する仕事の検索動向について調査を実施し、結果を公表した。

1.「フリーランス」に関連するキーワードの仕事検索数は5年間で3.1倍に増加。

Indeed上で求職者が仕事を探す際に、フリーランスに関連するキーワード(「フリーランス」「業務委託」「フリーランサー」「個人事業主」)で仕事を検索する割合は、2023年10月は2018年10月と比較して3.1倍に増加。

また、2018年10月から2023年10月の5年間の同月比でみると、全ての月で前年を上回る増加が見られた。

「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が改訂(副業や兼業を原則的に認める)された2020年9月以降緩やかに増加し始め、2023年10月にかけて1.5倍に増加となっている。

「フリーランス」に関連するキーワードの仕事検索sすすいすいい推移推移

2.「フリーランス」「業務委託」と一緒に仕事検索されるキーワードから読み取れる、在宅勤務へのニーズと人手不足への活用可能性

「フリーランス」および「業務委託」それぞれと一緒に検索されるキーワードは、どちらも「在宅」がトップとなっており、フリーランスや業務委託の仕事を探している人には在宅勤務へのニーズが高いことが示唆される結果に。

「業務委託」と一緒に検索される職種として「軽貨物ドライバー」「ドライバー」が上位であることから、業務委託の仕事を探す求職者はドライバー職に従事することに関心を寄せている傾向が強いことが明らかとなった。

人材不足感の高いドライバー職において、フリーランス人材を業務委託として活用することが人材確保のための有効な手段の一つになりうると同社は考察している。

「フリーランス」「業務委託」と一緒に仕事検索されるキーワード

【調査概要】
調査主体:Indeed Japan
調査対象期間:2018年10月〜2023年10月
調査方法:対象期間において、日本のIndeed上での仕事検索のうち、「フリーランス」に関連するキーワードを含む仕事検索数を調査し、100万件あたりの割合を算出。
※「フリーランス」、「フリーランサー」「業務委託」「個人事業主」いずれかの文言を含む検索を指す。

<参考>
Indeed『フリーランスに関する仕事の検索動向

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