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イケア、新たに17台のEVトラック導入でゼロエミッション配送を加速 IKEA Family募金は「子ども」を超えた支援へ

イケア・ジャパンは、配送協力会社であるSGムービングとの連携のもと、既存の2台に加え、新たに17台のEVトラックを2023年10月から12月にかけて導入すると発表した。

イケア、新たに17台のEVトラック導入でゼロエミッション配送を加速

これにより、国内のラストワンマイル配送のトラック配送を全国で25%ゼロエミッション化することを目指すという。19台(既存の2台と今回の新たに導入する17台)のEVトラック「eCanter」は、イケア店舗があるエリアのSGムービングの拠点に配置されるとのことだ。

また、2015年より展開しているIKEA Family募金を新たに「IKEA Family 募金」に改名し、より脆弱な立場に置かれる人々に届ける支援活動を進めていくという。家庭に居場所を見つけることができない若者を対象としたシェルターやステップハウス、住む場所の確保が困難なシングルマザー世帯などを対象とした支援付き住宅などへの支援に注力していくとしている。

さらにイケアは、公平性と平等性の内容を強化した最新のサステナビリティ戦略を発表。2030年までに、バリューチェーン全体を通した人権の尊重とレジリエントな社会の実現に尽力することを目標としている。

また、日本を調査対象に含む「People &Planet 2023年消費者インサイト」からサステナブルな暮らしに関する日本のトレンドも発表。今年の調査では、日本人の多くが、持続不可能な消費、気候変動、拡大する不平等の関連性を認識していることなどが明らかになった。

そのほか、全国のイケア店舗(一部店舗を除く)で展開しているサステナブルな商品を取り揃えた常設スペース「サステナブルリビングショップ」のリニューアルを2023年11月より順次進めており、これまでの3つのテーマから、新たに5つのテーマで商品を紹介できるようにしたとのことだ。

(左)リニューアル後のIKEA Tokyo-Bay(右)リニューアル後のIKEA 鶴浜

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