平成生まれの約7割がゴルフ未経験 若者のゴルフ離れ、ネックは「費用の高さ」か 興味が無い人も多数

ワイム総合企画は、平成生まれの男女を対象に「平成生まれのゴルフに対する意識」に関する調査を実施し、結果を公表した。

■平成生まれの約7割がゴルフ未経験!

「今までにゴルフをしたことはあるか?」という質問をしたところ、「どれもしたことがない」という回答が最も多く68.0%、次いで「練習場(打ちっぱなし)だけならある」が15.1%、「ラウンドしたことがある」が11.1%、「シミュレーションゴルフだけならある」が5.8%と続く結果に。

平成生まれの約7割がゴルフ未経験であることがわかった。

今までにゴルフをしたことはあるか

また、今までゴルフをしたことがない理由について聞くと、最も多い回答は「費用が高い」で45.0%となった。

そのほか、「道具を揃えるのが大変」が39.2%、「一緒にラウンドを楽しめる友人・知人がいない」が32.8%、「ルールが難しい」が30.9%、「練習できる環境がない」が28.0%という結果に。

この結果から同社は、揃えるまでに高額な費用がかかってしまうゴルフ用具やラウンド料金も高額のため、本格的に始めるとなると若者にとってはハードルが高いスポーツと言えそうだとしている。

今までゴルフをしたことがない理由

なお、平成生まれの男女を無作為に抽出した同調査だが、ゴルフをしたことがない人のうちの約66%は興味がないと回答しているとのことだ。

■ラウンドに出ない理由は「費用が高い」「一緒に回れる友人・知人がいない」

次に、ゴルフをしたことがあるもののラウンド経験がない人に、ラウンドに出ない理由を聞いたところ、「費用が高い」が46.7%で最も多く、次いで「一緒にラウンドを楽しめる友人・知人がいない」が34.3%、「ゴルフ場まで遠い」が30.5%、「時間が長すぎる」が27.1%、「練習場で満足している」が14.3%と続いた。

ラウンドに出ない理由

■ゴルフの取り組み方に関して付き合い5割、趣味4割

ここからはゴルフをした事があると回答した人全員に、「ゴルフの取り組み方」について聞いたところ、最も多かったのは「人との付き合い(仕事、交友関係など)程度でしている」で40.7%、次いで「趣味程度でしている」が36.0%、「コンペ出場を目指している」が13.0%と続く。

コンペ出場も付き合いが多いことを考えると、5割以上が付き合いでゴルフをしており、趣味でゴルフをしている人が4割弱というのが実態のようだと同社は考察している。

ゴルフの取り組み方・・ゴルフを始める時はラウンドすることを目標にしていたか

また、「ゴルフを始める時はラウンドすることを目標にしていたか?」と質問したところ、約6割の人が「いいえ」と回答。ラウンドを目標にゴルフを始めた人はあまり多くないことが明らかとなった。

【調査概要】
「平成生まれのゴルフに対する意識」に関する調査
【調査期間】2023年10月4日~2023年10月5日
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】調査回答時に平成生まれの男女であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

<参考>
ワイム総合企画『「平成生まれのゴルフに対する意識」に関する調査』

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