越境ECをトータルで支援するZenGroupは、12月7日より新たな物流センター「楠根物流センター」の稼働を開始すると発表した。
楠根物流センターは、今後の商品取扱高の成長を見据え、大阪府東大阪市に開設した4つ目の物流拠点。海外へ発送する商品の入荷検品・保管・出荷機能を有しているという。
既存の東大阪物流センターよりも約15%作業台を増やし、出荷能力を引き上げているほか、ピッキングの効率を向上させ、出荷リードタイムを削減できるようにレイアウトを改善したとのことだ。
ZenGroupは、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションボックスサービス(定期購入サービス)「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、海外プロモーション代行サービス「ZenPromo」、越境EC対応化サービス「ZenLink」を運営している。現在、会員数は200万人を超え、これまで世界175カ国へ600万点以上の商品発送を行ってきたという。
海外からの需要が増加し、既存の物流センターでは対応が難しい状況が増えてきたことから、今回新拠点の創設に至ったとのことだ。
楠根物流センターの稼働により、同社はより効率的な輸配送ソリューションを展開し、海外の利用者のニーズに応える質の高いサービスの提供を目指すとしている。
■「楠根物流センター」施設概要
所在地:大阪府東大阪市楠根2丁目8-6
延床面積:約4,300㎡
機能:越境EC事業における在庫保管、入出庫・検品作業