大塚製薬、女性向け健康食品事業を拡充 米子会社がボナファイドヘルス社を買収

大塚製薬の子会社ファーマバイト社は、女性の健康分野に特化した製品の製造販売を行う米ボナファイドヘルス社を買収したと発表した。

ボナファイドヘルス社は、2017年に設立された女性向けの健康食品メーカー。自然から着想を得た新しい女性向け健康食品などを研究開発・製造販売しており、科学的根拠を持つ製品として、医療専門家にも支持されているという。

買収により、ファーマバイト社は、女性の泌尿器系の健康分野に特化したユコラ社製品と、エクオールを含有したサプリメント「エクエル」で構成している既存の女性向け健康食品事業を拡充するとのことだ。

ファーマバイト社CEOのジェフ・ブーテル氏は、「ボナファイドヘルス社をファーマバイト社に迎えることができ、大変嬉しく思います。これにより、当社は女性の健康分野において米国をリードする健康食品会社となり、未だ満たされていないこの分野における革新と科学的根拠に基づく新しいソリューションを構築することが可能となると考えています」と述べている。

ボナファイドヘルス社の共同創業者兼CEOのマイケル・サトウ氏は、「ボナファイドヘルス社は、科学と革新への揺るぎないコミットメントにより、特別な価値を築き上げてきました。今後さらに事業を成長させ、女性の健康をサポートするために、これまで適切なパートナーを探していました。ファーマバイト社は、我々の製品を支える厳密な科学的データから、より良い解決策を求める米国内の女性たちと対話する医師などの医療専門家たちと実施している活動まで、私たちが築いてきたモデルの重要性を深く理解していただいています」と述べている。

大塚製薬は、今後もOtsuka-people creating new products for better health worldwideの企業理念のもと、人々の健康維持・増進に貢献していくとしている。

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