戸田建設は、熊本市と半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備に関する協定を締結したことを発表した。
なお、同協定はジョイントを代表事業者、アスク工業を構成員とするもので、今回同社は協定に加わった形となるとのことだ。
熊本市は、熊本県内における半導体関連産業の設備投資意欲の高まりを受け、産業基盤の強靭化および地域経済の活性化を目的とした「半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備方針」を2022年12月に策定。半導体関連産業等の対象施設の誘致に対して、熊本市が支援を行うという。
同社は国道443号線に接し、ICや中心市街地にも近接する場所にて、マルチテナント型物流倉庫の開発と半導体関連企業へ工場用地の分譲を実施。今後、半導体を中心とした産業集積がさらに進み、倉庫需要も高まっていくことが予想される中、同事業により県経済や地域の発展に貢献していくとのことだ。
開発計画地は、九州で3番目に人口の多い熊本市の中心部から約10キロメートルの場所にあり、九州地方の南北を結ぶ九州縦貫自動車道の「益城熊本空港IC」からも約5.5キロメートルと交通利便性の高い場所に位置している。
また、県内の半導体関連工場の集積地である菊陽町・大津町・合志市にも近接しており、物流施設や製造施設立地において高いポテンシャルを有しているという。
■プロジェクト概要
同プロジェクト概要は以下の通り。