日本郵便と日本郵便輸送、水素を燃料とした燃料電池小型トラックを導入 東京都内の郵便局間で運行

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日本郵便と日本郵便輸送は、カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、水素を燃料とした燃料電池小型トラック(以下、FC小型トラック)を、東京都内の郵便局間における郵便物などの運送業務に導入することを発表した。

車両イメージ

同取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」(※)として実施。

日本郵便は、物流事業者・自動車メーカーなど各社と共同し、運行管理と一体となったエネルギーマネジメントシステムを構築し、燃料電池トラックの社会実装を推進していくとのことだ。

また、今後も全国約24,000の郵便局ネットワークを活用し、地域社会への貢献やSDGsなどの社会的な課題に取り組むことにより、日本郵政グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の創出を図っていくとしている。

■FC小型トラック概要

最大積載量:2,950キログラム
航続距離:約260キロメートル
最高速度:時速80キロメートル
水素貯蔵量:約10キログラム
運行区間:新東京郵便局・東京国際郵便局と東京23区エリア東部(〒10~15)の郵便局との相互間
導入開始日:11月30日

(※)運輸部門のカーボンニュートラル実現に向け、商用電動車の普及を推進するため、稼働率が高くエネルギー消費量が多い商用車が計画的に運行されることに着目し、運行管理と一体的なエネルギーマネジメントを行うシステムの研究開発を実施。

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