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ペットを亡くしても仕事を休まない人が6割以上 休暇を取得した人も「共感されない」との思いから休暇理由は伝えない派が半数以上

アイペット損害保険は、ペットを理由とした休暇の取得状況について調査を実施し、結果を公表した。

■ペットを亡くしたことが理由で仕事を休む人は少数

ペットを亡くした際の休暇取得状況を尋ねたところ、「休まなかった」が6割以上となり、「休んだ」と回答した人は少数にとどまった。

過去に同社が実施した調査では、ペット飼育者の約6割がペットロスになったという結果もあり、これまで家族同然に連れ添ったペットとの別れに辛さを感じている人が多いものの、実際に仕事を休む人は少ないことがうかがえる。

ペットを亡くした際の休暇取得状況

■休暇取得理由を伝えないのは、「共感してもらえないと思った」が半数以上

続いて、仕事を「休んだ」と回答された人に休みを取る際、理由を伝えたかを尋ねたところ、約半数が「伝えなかった」と回答。その理由として、「共感してもらえないと思ったため」が半数以上(複数回答)にのぼり、ペットとの別れにより辛い思いを抱えていても、それを正直に伝えられずにいる人が多いことがわかった。

【左】休みを取る際理由を伝えたか【右】伝えなかった理由

■ペットを亡くしたことが理由で会社を休む日数は、「1~2日」が約73%

また、どれくらい休みを取ったか尋ねたところ「1~2日」と回答した人が73.3%と多数を占める結果に。一方で、「6日以上」と回答された人は約13%となっている。

ペットを亡くしたことが理由で会社を休む日数

■ペットの存在の大きさを実感するのは「一緒に過ごしているとき」が約7割

最後に、どんなときに自分にとってペットの存在が大きいと感じたかという問いに対しては、「一緒に過ごしているとき」と回答された人が約7割(複数回答)にのぼった。

同社はこの結果から、ペット飼育者にとって、ペットと一緒に過ごす時間がなによりも大切なものであるということが感じ取れるとしている。

どんなときに自分にとってペットの存在が大きいと感じたか

同社では、従業員がペットとの時間を大切にできるよう「ペット休暇制度」を導入。一緒に暮らしているペットが亡くなった際は「ペット忌引き」など忌引き休暇を取得できるという。

同社は今後も、ペット保険の提供を通じ「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指していくとのことだ。

【調査概要】
調査対象:犬・猫を亡くした経験をお持ちで、現在はペットと一緒に暮らしていない男女1,000名
調査期間:2023年9月5日~8日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施

<参考>
アイペット損害保険『ペットを理由とした休暇の取得状況

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