ナイルが運営する「Appliv TOPICS」は、15~69歳の男女2,025人を対象に、年賀状に関する調査を実施し、その結果を公表した。
■年賀状を「送らない」が「送る」を上回る。年賀状を出す人が多いのは60代
「2024年辰年の年賀状を送るか」を聞いたところ、「送る」と回答した人が42.7%、「送らない」と回答した人が44.9%で、「送らない」が「送る」をわずかに上回った。
年代別に回答の内訳を見ると、「送る」と回答した割合が最も大きいのは60代で59.7%と、全年代の中で唯一半数を超えた。一方で、30代以下は「送る」と回答した割合が4割を切っており、「送らない」という割合が最も大きかったのは20代だった。
■年賀状を送る相手は「友人」が最多
年賀状を「送る」と回答した865人に、年賀状を送る相手(複数回答可)を聞いたところ、「友人」が最多で706人と、回答者の約8割が友人に送っていることが分かった。また、「親戚」は594人、「仕事関係」は302人という結果に。
次に、年賀状を「送る」と回答した865人に、年賀状の作成方法(複数選択可)を聞いたところ、最多は「パソコンで自作」で549人、次いで「手描き」が267人と2倍以上の差をつけた。
年代別に回答の割合を見てみると、「パソコンで自作」は全年代で利用者が多く、特に60代の割合が最も大きくなっているのが特徴的だった。
一方で「手描き」は下の世代ほど多い傾向にあり、10代の作成方法では、「手描き」が56.5%と最多で、全年代の中で唯一「パソコンで自作」を上回る結果に。また、「スマホアプリで自作」は20代・30代の割合が大きく、30代は「手描き」をわずかに上回り、39.1%だった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:11月16日~11月23日
調査委託先:ジャストシステム
調査対象:15~69歳男女
サンプル数:2,025人
・年齢
15~19歳:337人
20~29歳:387人
30~39歳:350人
40~49歳:311人
50~59歳:310人
60~69歳:330人
・性別
男性:990人
女性:1,035人
※同アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある。
<参考>Appliv TOPICS『【2,025人調査】年賀状を「送らない」が「送る」を上回る 送る人は「パソコンで自作」が最多』