テレワークの普及により、私たちの生活はより多様で自由なものへとシフトしている。仕事と休暇を兼ねたワーケーションを定期的に取り入れている人も増えているのではないだろうか。そして今、非日常の空間でパワーを得ながら仕事をする“パワーケーション(Power up+Work+Vacation)”が、ビジネスパーソンの新たな旅のカタチとして注目されはじめている。
ホスピタリティ業界を牽引するヒルトンが行った「2024年版グローバル・トレンドレポート」によると、来年の旅の目的に休息と充電を掲げている日本人が多いという。このことからも、仕事をする場所の変容に加え、休息と充電を両立する“パワーケーション”のニーズは高まることが予想される。
今回AMPは、10月12日(木)〜13日(金)に「ダブルツリーbyヒルトン富山」にて開催されたメディアツアーに参加。ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード(以下、カード)に入会すると得られる特典を体験した。快適なホテルステイ、富山の旬を味わう食など、まさに“パワーケーション”を叶えるに相応しい一泊二日の旅。その模様をレポートする。
好立地の「ダブルツリーbyヒルトン富山」にステイ
「ダブルツリーbyヒルトン富山」は、2023年1月にヒルトンとして初の北陸地方で開業したホテルで、富山駅(南口)から徒歩3分と抜群のロケーションだ。富山城址公園や富山市ガラス美術館など、観光スポットへのアクセスにも便利。趣のある路面電車が走る街の中心に建つ。
13:00|ランチビュッフェ
チェックイン前に、ホテルのオールデイダイニング「korare WINE AND DINE」のスモーガスボードランチビュッフェで腹ごしらえ。スモーガスボードとは、さまざまな料理をビュッフェ形式で提供する北欧スタイルの料理のこと。総支配人である川合肇氏こだわりのサラダバーやタコスステーションはじめ、カレーやピザ、パスタなどパワーチャージできるメニューが並ぶ。ホテルメイドのスイーツも豊富で、ついつい目移りしてしまうほど。
なお、ヒルトングループ対象レストランでは2023年12月末まで※1の限定で、ヒルトン・オナーズ会員専用のダイニング特典「Like a Member」が適用され、カード保有者に自動付与される「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」なら飲食が25%オフで楽しめる。
※1割引除外日:12月22日(金)~25日(月)、12月31日(日)
15:00|快適なお部屋
「ダブルツリーbyヒルトン」では、チェックイン時にもれなく特製チョコチップクッキーが振る舞われる。このチョコチップクッキーは宇宙に行ったクッキーとしても知られており、国際宇宙ステーションにて初めて焼かれたクッキーなのだそう。そんなワクワクするクッキーを片手にチェックイン。
チェックインした部屋は、高層階(12〜13階)に位置するプレミアムルーム キング。カードに入会すると無条件でヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが付与されるため、空き状況によりお部屋のアップグレードが可能となっている。
プレミアムルームにはネスプレッソコーヒーマシンが完備されている。頂いたチョコチップクッキーと淹れたてのコーヒーで一息をつきながら、次の予定までワークタイム。ヒルトン・オナーズ会員であれば、ビジネスパーソンには必須のWi-Fiにも無料でアクセスできるため仕事も難なく行える。
ビジネスのヒントを得られる?ワイナリー見学
17:00|ワイナリー
“パワーケーション”ではホテルステイを楽しむのはもちろん、さまざまなアクティビティからも活力を得たい。今回のメディアツアーでは、ホテルから車で約1時間の場所(富山県南砺市)にあるワイナリー「Domaine Beau(ドメーヌ・ボー)」の見学ツアーに参加。
17ヘクタールにもおよぶ広大なブドウ畑や最新の設備が並ぶ工場を見学した後は、お待ちかねのワインテイスティングへ(1杯200円、LINE友だち登録で1杯無料)。
日本ワインコンクール銅賞、香港和酒大賞プラチナ賞を受賞したコクのあるミディアムボディ「ドメーヌ・ボー ルージュ」や、香港和酒大賞銀賞を受賞したドライで端麗な味わいの「立野原シャルドネ」など6種類の中から選べる。
ワインのみならず、フレッシュで香り高いブドウジュースもおすすめ。併設されているショップでは、ワインやジュースのほかワインに合うパテなども販売しており、お土産探しにもぴったり。もちろんヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードを利用できるため、お土産を買いながらカードのポイントを貯めることも可能だ。
ワイン作りには向いていないとされてきた富山だったが、オーナーである中山安治氏の情熱が実り、今では賞を受賞するほどのワイナリーへと成長。“情熱は伝播する”をフィロソフィーに掲げる「Domaine Beau」に触発され、仕事へのエネルギーが湧いてくるようだった。
地元の食材とウェルネスを楽しむ
19:00|コースディナー
やはり非日常を楽しむには丁寧にサーブされるコース料理を堪能したい! ということで、ディナーはコースの「グルマンディーズ」をチョイス。季節によりメニューが多少変更されるようだが、今回は富山県産のカブを用いたスープや富山湾で獲れた的鯛の白ワイン蒸し、アンガス牛熟成肉サーロインの薪焼き(富山の和牛サーロインも選択可)など、地元の食材を味わえる6品を頂いた。
豊富に取り揃えられたワインには、見学したワイナリーで作られた「ドメーヌ・ボー(赤・白)」を含めた20種類以上のグラスワインもラインナップされている。一日を振り返りながらおいしいワインと料理に舌鼓を打つ、特別な時間を過ごした。
ランチでも紹介したとおり、2023年12月末までヒルトン・オナーズ会員専用のダイニング特典「Like a Member」により、カード保有者に付与される「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」会員ならば25%オフが適用される。
21:00|フィットネス&サウナ・大浴場
「ダブルツリーbyヒルトン富山」では、24時間利用可能なフィットネスセンターと、サウナを併設した大浴場も楽しめる。テクノジム社の最新機器で軽く汗を流し、大浴場で足を伸ばして一日の疲れをリセット。もちろん宿泊客は無料で利用可能。大浴場は、客室のテレビから混雑状況が確認できる。
フィットネスと大浴場でリフレッシュした後は、しっかりと水分補給をしたいところ。富山のお水は日本国内でも最もおいしいと評判だ。
「ダブルツリーbyヒルトン富山」では全客室にウォーターピッチャーを用意しており、客室階に設置されたウォーターディスペンサーから好きなだけ飲むことができる。これが評判どおり、まろやかな口当たりでとってもおいしい。
そして、シモンズ製の心地よいベッドに包まれながら朝まで深い眠りに……。
高評価!ご当地グルメを頂く朝食ビュッフェ
08:00|地元を味わう朝食
スッキリと目覚めた朝の楽しみは、なんといっても朝食ビュッフェ。「ダブルツリーbyヒルトン富山」の朝食はSNSや口コミでも高評価で、噂に違わず食べ逃せないものばかり。富山の鮮魚をお好みで盛り付ける「海鮮丼」や、日本三大手延べうどんに数えられるご当地グルメ「氷見うどん」など、このホテルでしか味わえない朝食が頂ける。シェフがその場で焼き上げるプレーンオムレツもぜひ賞味いただきたい一品だ。
カード入会者はヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが付与されるため、朝食は2名分まで無料となる。パートナーや仕事仲間を連れての“パワーケーション”もよいのではないだろうか。
12:00|レイトチェックアウト
通常は11時にチェックアウトとなるが、カード保有者(ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス)は状況によりレイトチェックアウトが可能だ。この日はゆっくりと正午にチェックアウト。そして、ホテルのエントランスにある「GRAB’n’GO Coffee & Deli」にて購入できるクッキーの詰め合わせ(3,100円)をお持ち帰り。あの宇宙に行ったクッキーも入っている。
ワークタイムを挟みながら、食、アクティビティ、ウェルネスで休息と充電をした一泊二日のパワーケーション——。普段住んでいる場所から離れ、意図的に非日常を取り入れてPower upすることは、新しい旅のカタチであると同時に新しい自己管理方法と言えるかもしれない。リフレッシュした気持ちと充足感、そして仕事への活力を胸に帰路についた。
「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」について
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費16,500円。家族カードは1枚目無料、2枚目以降は6,600円となっている。主なカードの特徴は以下のとおり。
◆国内外のヒルトンホテルに週末無料宿泊
150万円以上のカード利用と次年度のカード継続で、ウィークエンド無料宿泊(1泊)※2をプレゼント。
※2ご利用は金、土もしくは日曜日の夜のいずれか1泊となります。(月~木曜日の宿泊には利用できません。)
◆ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス付与による主な特典
朝食は2名まで無料。空き状況によりお部屋をアップグレードすることが可能。2023年12月末までの限定で、ヒルトン・オナーズ会員専用のダイニング特典「Like a Member」が適用され、ヒルトングループ対象レストランでの飲食が25%オフ。
そのほか日々のショッピング等でポイントが付与され、たまったポイントはヒルトングループのホテル宿泊などに利用できる。世界で22ブランドを展開するヒルトンのファンはもちろん、ジェットセッターやビジネスパーソンの賢い“パワーケーション”を応援するカードだ。
※記事内に記載された価格は、すべて税込みです。
取材・文:安海まりこ