ローソンは、牛乳などの使用済み紙パックの回収促進を目指し、店頭での回収に協力した人へ割引クーポンを配信することで回収の循環を創出する実証実験を11月30日より東京都内の3店舗で開始すると発表した。
現在の日本のリサイクル市場において、牛乳などの使用済み紙パックの回収率は約3割程度に留まっているという。
同実験では、電通と電通プロモーションプラスが企画・開発した循環プラットフォーム「で、おわらせないPLATFORM」を活用し、明治とナカダイホールディングス、ローソンによる合計5社協働で実施。
利用者の意識や行動変容および、回収量や販促効果などを検証するとのことだ。
■実験概要
1.実験店舗:
東京都内3店舗
・ローソン北大塚一丁目店(グリーンローソン):東京都豊島区北大塚1-13-4
・ローソンゲートシティ大崎アトリウム店:東京都品川区大崎1-11-1
・ローソン四谷左門町店:東京都新宿区左門町6-8
2.紙パックの回収期間:
2023年11月30日~2024年1月30日
3.クーポン引換え期間:
12月1日~1月31日
4.回収する紙パックと発行するクーポン
5.回収からクーポン配信までの流れ
(1)専用サイトにスマートフォンでアクセスし、対象の紙パックのバーコード(JANコード)を読み取り、資源循環ボックに投函する商品を登録
(2)実験店舗に設置された資源循環ボックスに、洗って乾かした状態の紙パックを開いて投函
(3)紙パック投函後、アプリの「投函完了」ボタンを押すとクーポン獲得ページに移動し、全国のローソンで使用できる割引クーポンを取得
(4)取得した割引クーポンをレジで提示してローソンで買物