マルエツは11月24日から、「社会福祉法人 渋谷区社会福祉協議会」の協力のもと、新たに「マルエツ 代々木上原店(東京都渋谷区)」にて「フードドライブ」の取り組みを開始すると発表した。
同社は、食に不安を抱く子育て家庭の増加等、地域社会の課題解決や食品ロス削減への貢献、環境負荷の低減のため、来店客や各地域のフードバンク団体の協力のもと、同社が出店する1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)で「フードドライブ」活動に取り組んでいる。
活動拡大により、11月24日現在の活動店舗は東京都12店舗、埼玉県24店舗、千葉県8店舗、神奈川県19店舗の計63店舗(10団体との連携)となったとのことだ。
同社は、店内にオリジナルの食品寄付ボックスを設置(常設)し、これまで寄付された約95,000点の食料品は、連携するフードバンク団体を通して支援を求めている子育て家庭や「子ども食堂」をはじめとした子育て支援団体、福祉施設、ひとり親世帯等へ届けたという。
また、「フードドライブ」活動とあわせ、子どもたちの健やかな成長と地域の活性化および持続可能な発展につながる「子ども食堂」を応援するため、306店舗全店に募金箱を設置し、「子ども食堂」応援募金を実施している。
店頭の募金箱にて寄せられた善意と同社からの拠出は、「子ども食堂」の活動資金として役立っているという。活動開始の2020年9月から2023年10月末までの累計寄付額は約8,450万円となったとのことだ。
「フードドライブ」活動について
1.実施店舗
2.寄付対象となる食料品
●米類(米・餅など)
●麺類(うどん・そうめん・パスタなど)
●缶詰・瓶詰・のり・佃煮など
●インスタント食品・レトルト食品
●ギフト商品(お中元・お歳暮)
●調味料・食用油・味噌など
●菓子類
●ベビーフード・粉ミルク
●飲料(ジュース・コーヒー・お茶など)
※寄付対象食料品の条件
・未開封のもの
・外装に破損がないもの
・賞味期限が2カ月以上残っているもの
・常温保存のもの
・製造者または販売者が表示されているもの
・成分またはアレルギー表示のあるもの