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トランクルーム投資を行うアンビシャスは、暖房器具の所持・利用状況やシーズンオフ等の保管・収納状況についてアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
同調査では全国各地の人々を対象に実施。その中で、回答者が特に多かった関東地方における結果を中心に分析。
■11月に暖房器具を使い始める人が約6割
暖房器具を使い始める時期を尋ねたところ、「11月下旬」が関東は38.0%・全国は31.5%と最も多く、次いで「11月上旬」が関東は25.4%・全国は27.0%と、11月から使い始める人が約6割を占める結果に。
また、10月中までに使い始める人は関東で12.0%、全国で21.3%、12月以降は関東が22.5%、全国が18.9%。さらに、暖房器具は使わない人は関東で2.1%・全国で1.3%いることが明らかになった。
■使用する暖房器具はエアコンが最多
使用している暖房器具を聞いたところ、関東・全国ともに第1位は「エアコン」で関東が68.8%、全国が62.9%という結果に。
関東圏の地域別でみると、千葉県北部が80.0%、東京都23区内が77.1%と、都市部で「エアコン」を暖房器具として使用する人が多いことがわかった。
また、都市部で使用する人が多い傾向にあったのが、関東9.4%・全国6.6%の「床暖房」。関東圏の地域別でみると、埼玉県南部が11.5%、東京都23区内が11.4%、神奈川県東部が9.5%と、それぞれ全国の割合よりも高い結果に。
■メインの暖房器具以外にも暖房器具を利用する人が約6割
メインの暖房器具以外に使っている暖房器具があるか聞くと、関東で55.4%、全国で63.5%の人が「ある」と回答。半数以上の人が複数の暖房器具を利用していることが明らかになった。
また、住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)にみると、戸建が63.9%と特に割合が高く、次いでファミリー向けマンションが52.1%と続いた。
さらに、メイン以外の暖房器具は何か聞くと、1位がコンパクトヒーターで関東は43.6%、全国は41.4%、2位がホットマット/ホットカーペットで関東は30.8%、全国は25.1%、3位が電気毛布で関東は21.8%、全国は28.7%という結果に。
■暖房器具の収納は「出し入れしにくい状態」が3割
メインの暖房器具にプラスしてコンパクトヒーターやホットカーペット等を使用している人が多いことが分かったが、これらはシーズンオフには収納し、寒くなったら出して使う場合が多いと考えられる。
そこで、暖房器具がすぐに出し入れしやすい状態で収納されているか聞いたところ、「いいえ」と回答した人は関東で27.7%、全国で19.4%と、関東は全国より高い割合に。
また、住環境タイプ別にみると、戸建が34.4%と高い傾向にあった。
さらに、出し入れしやすい状態になっていない人のうち、暖房器具を使おうとした時、奥の方に収納されていることがよくあると答えた人は、関東で94.4%、全国で89.6%と約9割にのぼった。
■約8割の人が季節ものの家電やグッズなど出し入れが面倒と感じる
季節ものの家電や衣類・グッズ等の出し入れが面倒だと感じるかを聞いたところ、関東は78.9%、全国は75.5%と約8割の人が「はい」と回答。
さらに、季節ものの荷物の収納について工夫していることを聞くと、以下のような回答が得られた。
・季節ものの荷物の場所がすぐわかるように1カ所にまとめる
・買った時の箱のまましまう
・すぐ出せるようにそもそも収納しないまま年中家に置いておく
【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー
回答数:400サンプル
調査期間:10月13日~18日
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査
<参考>
アンビシャス「暖房器具を使い始めるタイミングとは?ヒーターなど冬物家電の収納調査」