西友、人事DX推進に向け統合人事システム「COMPANY」を導入 3万名の従業員情報を一元管理

Works Human Intelligence(以下、WHI)は、西友が、人財データ基盤の構築および人事DXの推進に向けて、WHIの統合人事システム「COMPANY」の利用を決定したと発表した。

西友、人事DX推進に向け統合人事システム「COMPANY」を導入

西友は、スーパーマーケット「西友」をはじめ「リヴィン」「サニー」等、国内320以上の店舗を展開する食品スーパーで、約30,000名の従業員を擁している。

同社は、中期経営計画において「人財育成」や「DXの強化」を重点施策に掲げているが、人事領域では業務ごとに異なるシステムを利用しており、人財データの分断やそれに伴う人事部門の業務負荷増大が課題となっていたという。

これらの課題の解決に向けて、人事DXを実現するシステムの整備と、人財データ活用基盤の構築を目的に人事システムの刷新を決定。

検討の結果、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「CWSスマートデバイスオプション」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「就労モバイル勤怠」の導入を決定したという。

刷新後のシステムでは、以下の3つの取り組みを行うとのことだ。

・人事領域のシステム一元化による人財データ基盤の構築

複数システム・ツールにまたがって管理している人事データを「COMPANY」に集約することで、全国の従業員の人財情報を一元化し、人財の活用や育成に向けたデータ基盤を構築。

・ベストプラクティスを取り入れた業務改革

「COMPANY」は個社ごとのカスタマイズをせず全ユーザーが同じ製品を使うため、標準機能に各社の業務プロセスや業務ノウハウが蓄積されているという。「COMPANY」に詰まった日本企業のベストプラクティスを取り入れることで、抜本的な業務効率化を行う。

・人事関連事務作業の効率化

全従業員が利用する勤怠管理、申請ワークフローシステムも刷新。個人PCを貸与されていない店舗の従業員はモバイル端末で勤怠提出や給与明細の確認が可能に。従業員一人ひとりの利便性を高めることで、勤怠管理や申請等にかかる業務負荷を削減し、生産性の向上に繋げるとしている。

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