恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカは、「未婚者/既婚者の実態調査」の分析結果をまとめ、公表した。
■1年以内に結婚した夫婦の出会いのきっかけ、約4人に1人が「マッチングアプリ」
同調査で、1年以内に結婚した夫婦に出会いのきっかけを聞くと、「マッチングアプリ」と回答した人は2021年の19.0%から2023年には22.7%と、3.7ポイント増加したことが明らかになった。そのうち「ペアーズ」利用者は、7.1%から9.9%と2.8ポイント増加。
「マッチングアプリ」以外では、「友人の紹介」が11.0%から21.4%、「街コン・合コン等」が4.1%から8.6%と、それぞれほぼ倍増した結果に。一方で、「日常生活の自然な出会い」は55.1%から34.6%へと20ポイント以上減少しており、コロナ明けで積極的な婚活の回帰が顕著となった。
■出会い方別にみる夫婦の幸福度では「マッチングアプリ」が1位
同調査では、既婚者の出会いのきっかけ別に結婚生活の満足度についてもリサーチ。
現在の結婚生活に満足しているかという質問に、満足度を10段階で点数化し平均点を算出したところ、1位は「マッチングアプリ」で7.6点、2位は「結婚相談所」「交流目的の趣味の集まり(オフライン)」で7.5点、3位は「お見合い」「街コン・婚活パーティー等」「その他」で7.4点という結果に。
また、幸福度を判断する上で最も重視していることを聞くと、マッチングアプリでは「家族との関係性」、交流目的の趣味の集まり(オフライン)では「こころやからだの健康」、友人の紹介・合コン・街コン・婚活パーティーでは「地域の歴史や文化への誇り」、結婚相談所・お見合い・行政主催などの公的な結婚支援事業では「地域とのつながりや地域の安全」という回答となり、出会い方別の特徴が表れたとのことだ。
【調査概要】
調査主体:エウレカ
調査実施機関:インテージ
調査方法:インターネット調査(マイティモニタよりランダム抽出)
調査対象:全国の20~49歳の男女/有効回答数6,566人のうち既婚者3,462人
調査期間:10月17日~19日
<参考>
エウレカ『<11月22日「いい夫婦の日」に関する調査> 結婚相手との出会い:4人に1人がアプリ婚、10人に1人がペアーズ婚 結婚後の幸福度は「マッチングアプリ」が1位 コロナ明けで、積極的な婚活の回帰が顕著』